月経前のイライラや気分の落ち込み、さらには腹痛や胸が張るといったPMS（月経前症候群）。そんなつらい症状を抑える意外な方法がありました。

昔にくらべてPMSという言葉が浸透してきたものの、まだまだ周りからは理解されないのもよくあること。毎月のことなので、できることなら上手につきあいたいものです。

PMSのつらい症状を緩和する方法は、じつはとても身近にあります。たとえば、食生活の改善。脂っこいものを控えて野菜を食べるようにしたり、バランスいい食事を心がける。

そして、適度な運動。ストレッチや簡単なヨガなら負担をかけないで身体を動かすことができます。規則正しい生活を心がけることも大切。早寝早起きを身につけたいものです。

当たり前のことを実践することが、PMS軽減への近道。これなら今すぐにでてもできます。それでもイライラの症状が収まらないという人に向けて、いくつかアドバイスをご紹介します。

・ダークチョコレートを食べる

生理前に甘いケーキやチョコレートが食べたくなるのは自然なこと。そんなときは我慢せず、ダークチョコレートを食べてみてはいかがでしょう。気持ちも落ち着きます。

・カルシウムを摂る

カルシウムやビタミンDが含まれる牛乳は、PMSを軽減してくれます。
また、ケール、ブロッコリーやヨーグルトも最適です。

・買い物には行かない

PMSの時期は身体がむくんでいるし、気分にもムラがあるので買い物は避けたほうがいいかもしれません。なんでこんなもの買ってしまったの？ と後で後悔するかも。

「COSMOPOLITAN」より引用

控えたほうがいいことはあるものの、生理前は基本的にあまりストイックにならずに自分を甘やかしてもいいタイミング。仲のいい女友達とお茶して、おしゃべりをしたり、おうちで音楽を聞いたりとできるだけリラックスして、自分をいたわってあげてくださいね。

まずは、普段の生活を見直してみることからはじめてみましょう。

[COSMOPOLITAN]

photo by Thinkstock／Getty Images

（松崎桃子）