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土鍋でごはんを炊く前に。デザインを通してコメの未来を考える

2014/02/23 00:00 投稿

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「コメ展のための映像」 ©Yamanaka Yu

食卓の主役といえば、誰がなんと言おうとコメ!! でも、毎日のように食べているのに、コメについてあまり意識していないのが本音ですよね。

そんなコメに改めて注目しよう!という展覧会がスタートします。

21_21 DESIGN SIGHTで開催される企画展「コメ展」

お茶碗一杯のご飯にはどのくらいの粒のお米が盛られていると思いますか?

その数、稲穂3株分にあたる約3,000粒。その一粒一粒には、これまでコメづくりに携わってきた人々のたゆまぬ努力や工夫、さらには循環する膨大な地球のエネルギーが蓄積されているんです。

「コメマンダラ」 (Photo: Yusuke Nishibe)

地球環境の変化やライフスタイルが多様化した昨今、わたしたちとコメとの関係性も変化してきています。そこで、私たちの文化の根幹をなすコメのありようを新鮮な目で見つめ直そう!というのが「コメ展」です。

この展覧会のディレクターを務めるのは、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんと文化人類学者の竹村真一さん。ジャンルの違うふたりを中心に、それぞれの解釈によって「コメ」の世界を体現します。

全国のコメも大集合!

21_21 DESIGN SIGHTを飛び出し、東京ミッドタウンの中にはサテライトブースも登場!企画チームが全国に足を運んで形づくった、特別な空間が出現します。

コメにまつわる様々な風土や背景に触れることが出来る特別展示のほか、「コメ展セレクト米」から、北海道砂川市の「砂川ゆめぴりか」、秋田県仙北市の「神代じゃんご米あきたこまち」や島根県大田市の「石見銀山つや姫」など約10種の銘柄のお米を実際に購入することもできるんです。どれも選りすぐりのこだわりのお米ばかり!

その場で精米もしてくれるので、持ち買ってすぐに食べればおいしさも倍増! またお米は、「コメ展」スペシャルパッケージに入れてくれるので、見た目もデザインされていてスタイリッシュです。

デザインを通して知るお米の世界。毎日食べるものだからこそ、いろんな角度から知りたいものです。展覧会を見れば、普段のお米、一粒一粒がよりいっそうおいしく感じること間違いありません。

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「コメ展

会期:2014年2月28日(金)~6月15日(日)

会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)

住所:東京都港区赤坂9-7-6

時間:11:00~20:00(入場は閉館の30分前まで)

※4月19日(土)は、六本木アートナイトにあわせ24:00まで開館延長

休館日:火曜日 ※但し4月29日(火)・5月6日(火)は開館


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 (松崎桃子)

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