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ムリせず痩せる「体内時計」活用術

2014/02/17 23:00 投稿

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よく聞く体内時計という言葉。朝に目が覚める、お昼にお腹がすく、夜になると眠くなるのは体内時計の働きによるもの。あやふやなものではなく、脳の視床下部の視交叉上核という部分に体内時計を司っていることが研究であきらかになっているんです。それだけでなく、驚くことに心臓や血管をはじめ、カラダのいたる組織で時計遺伝子が見つかり、脳が親時計、そのほかは子時計として連動しているのだそう。

この体内時計、しっかり働いてくれることで安眠や健康に役立つばかりでなく、味方につければダイエットや美容の強~い味方に。とくにダイエットで意識したいポイントを3つ紹介します。

体内時計リズムをダイエットの味方に!

(1)14時~15時をおやつタイムに
食べたものを脂肪として蓄えやすいB-mal1という数値が1日のうちで最も少ないのが14~15時。夕食の食べ過ぎを防ぐのにも役立つ丁度良い時間帯、ダイエット中だからと我慢しすぎるよりも賢く間食するのが良さそうです。

 (2)17時~18時運動タイム
17時~18時は最も呼吸がしやすく、肺や心臓が効率よく働く時間帯。筋肉の強さや柔軟性が最も高まる時間帯でもあるので、運動をするには◎。残業のない日は、ひと駅歩くのに丁度良い時間です。また休みで1日家にいた日はこの時間帯を狙って運動すると効率的に!

(3)寝る2時間前の食事を控える
眠りについてから1~2時間後が、成長ホルモン分泌のピーク。しかし寝る前に食事をすると血糖値があがり、その分泌が抑制されてしまいます。成長ホルモンは皮膚や筋肉を修復再生させる働きがあり、またダイエットに欠かせない新陳代謝を活発にしてくれます。寝る前の食事は、カロリーが脂肪になりやすいだけなく、代謝が落ち、太りやすくなってしまう可能性も大なんです。

体内時計を整える朝晩の過ごし方

また、美容や健康のため、本来25時間の体内時計のリズムを整える、下記のことも心がけたいです。

・朝......決まった時間に起きて、朝の光を浴びる。また、朝食をしっかり摂る。
安眠に欠かせないメラトニンの量をアップさせるには起きてから1時間以内に朝食を取るのが◎。また、日中の光を浴びる時間が長いほど、体内時計をリセットする効果が高まるそうです。

・夜......寝る1時間前までに光を浴びない。
夜に強い光を浴びると、親時計に夜を知らせるメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。メラトニンの分泌を高めるためには、眠る1時間ほど前から部屋の光を落としていき、眠る時には部屋を真っ暗にするのが理想。もちろんスマホやPCの光もNGです。

[太陽fufufu..net]

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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