乾燥対策が必須な冬。スキンケアだけでなく、外気やエアコンで髪も油断するとバサバサに......。
髪の水分不足とはどんな状態?髪が乾燥すると、髪の毛を保護するキューティクルがはがれてしまい、そこから髪のタンパク質が流出。そうなるとタンパク質が髪の内部で変形して水分を保持できなくなってしまうそうです。ほうっておくと髪はますます乾燥し、退色、切れ毛、枝毛は進行し、うねりの原因にも。
つまり、潤いあるツヤ髪を保つ秘訣は、「乾燥を防ぐこと」と「タンパク質」にあります。具体的なケアのコツがこちらです。
髪の潤いを保つためのケア方法・乾かす前にと後にオイルを使用
乾かす前のタオルドライした髪につけることで、キューティクルを保護し、ドライヤーの熱で髪の内部に成分を浸透させます。髪が乾いたら、乾かす前の半分の量をつけて髪の外側からも保護をするためです。
・夜だけでなく朝出かける前や夕方などにもオイルをつけて保湿効果を高める。
・トリートメントでタンパク質を入れる
内部から補修するためのトリートメントは髪が本来もっているタンパク質を補給してあげるのが有効。おすすめは美容院のトリートメント。サロンのトリートメントでケラチンタンパク質を入れることで内部から強い髪をつくります。また、自宅で洗い流すトリートメントをする場合は、使用前に軽くタオルドライすると髪の内部に浸透しやすくなります。
・タンパク質をしっかりとる
髪の95%を占めると言われるタンパク質が不足すると、水分保持ができなくなり、髪のダメージが進行してしまいます。食事でしっかりタンパク質を補うこともサラツヤな髪には欠かせません。
・髪の痛みを防ぐヘアスタイルは「重めボブ」
冬の乾燥を防ぐのにおすすめのスタイルばボブ。さらに毛先をそいで薄くしてしまうスタイルよりも、しっかりボリュームがあるスタイルのほうが乾燥を防いでくれるそう。またボルドーなどの暗めの色のほうが潤ってみえます。
・シャンプー前のケアを
パーティスタイルなどで逆毛をたてるアップスタイルにした日は、シャンプー前にトリートメントをつけて指通りをよくし、髪をほぐしてから洗髪するのが◎
ちなみに、私が、今やってることといえば髪を洗った後に、ささっとオイルをつけるだけ。潤いのある髪を目指すには、もっと手入れが必要なようでした......。キレイな人ってたいてい髪にもツヤがある気がします。髪がキレイなだけで、ぐんと印象が変わりますし、もう少しこまめにヘアケアをがんばろうと思います!
Close-up portrait image via Shutterstock
(若松真美)