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心地良さをデザインする。都会で自然に寄り添う暮らしを送るヒント

2014/01/31 12:30 投稿

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環境やロハスについて語る時、耳にする言葉のひとつに「パーマカルチャー」という言葉があります。もともとはパーメネントアグリカルチャー(永続する農業)からとった造語で、自然のエコシステムの中での持続可能な文化や生活、そして社会のあり方全体をデザインする知恵をパーマカルチャーと呼んでいます。

自然と繋がる暮らしを目指す「パーマカルチャー」

基本的には自給自足を目指すものですが、単に自給自足を促すものではなく、地域社会と結び付き、人と人とが繋がり、自然に過度な負担をかけることなく営む生活の構築を目標としています。「アーバンパーマカルチャー」なら都市生活の中におけるパーマカルチャーという意味で、より自然にシフトしながら生活できる社会をデザインすること。

つまり、オーガニックな野菜が食べたいという欲求に対して、オーガニック野菜を購入し食べることだけで完結すれば、それは極論、個人の消費の嗜好性。が、どうやったら常に新鮮なオーガニック野菜を手に入れることができるのか考え、行動を起こすことがパーマカルチャー的考え方です。近所の八百屋さんに定期購買するのでとオーガニック野菜を置いてもらうよう働きかけるのでもいいし、もちろん自宅のベランダでミニチュア菜園をはじめるのもあり。

自然と繋がるより心地よい暮らしを目指していくと、自ずと人と人の間にも繋がりが増えていくものです。そして、そういった小さな繋がりがやがて地域社会のスキーム作りとなることも。

パーマカルチャー入門ワークショップ

そんなパーマカルチャーを具体的に知ることのできるワークショップが2月2日に鎌倉のソンベカフェにて開催予定。このワークショップは入門編として初心者にもわかりやすくパーマカルチャーの概念や、都市部におけるパーマカルチャーの意味を紐解いてくれます。海外都市における実例からは、きっと参考になるアイディアが得られるはず。

概念を理解し、どんなアクションが実践に繋がるのかがわかれば、自分なりにパーマカルチャーをデザインすることができるようになると思います。

 [アーバンパーマカルチャー入門ワークショップ]

開催日:2014年2月2日(日)
時間:昼の部10:00〜15:30、夜の部19:00〜21:30
場所:「ソンベカフェ」神奈川県鎌倉市御成町13-32
TEL:0467-61-2055
参加費:昼の部ドネーション、夜の部ドネーション+ワンオーダー
主催:トランジションタウン鎌倉


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 [公益社団法人 日本国際民間協力会 NICCO]

Igor Plotnikov via Shutterstock

(小林繭)

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