前回、大人可愛いく見える「アイブロウ」と「アイシャドウ」の使い方を伝授してくださった小松和子さん。最近のメイクのトレンドを伺うと、「最近のメイクはアイメイク重視。タテにも横にも大きく見せるようにメイクして」とのこと。
今回は、アイメイクのキモともいえる「アイライン」と「マスカラ」の使い方を伺いました。
ひと手間プラスで目元の印象アップ!30代に入ると、目尻が少しづつ下がりだすため、目元がぼやけた印象になりがちです。アイラインを使えば、ガラっと目の印象を変えることができます。コツを小松さんに教えていただきました。
★大人イメチェンPOINT★
・目に奥行きをプラス! アイライナーのひと手間テク
初心者にも使いやすく、ナチュラルな仕上がりになっておすすめなのが、ブラウンカラーです。濃い目のブラウンのアイライナーと、アイシャドウを用意します。
まず、アイシャドウで目の際(イラスト参照:赤ライン)から2、3mmほどの太さで塗ります。その上からアイラインを引き(イラスト参照:青ライン)、ぼかすだけ。目元に深みと立体感が出ます。
うまく描けない人が多い下のアイラインは、アイシャドウを先が細めのチップなどでで引き締めるように描くのが◎。ペンシルより失敗しにくいのだそう!
★小松さんおすすめアイテム★
・ナチュラグラッセ アイライナークレム ショコラ BR1 ブラウン:2,940円
・ジェーン・アイルデール リキッドアイライナー ブラックブラウン:3,360円
今のトレンドは、アイメイク重視のメイク。薄眉で力を抜き、アイシャドウで大人可愛いまぶたをつくったら、マスカラでより大きく見せます。目標は、タテにも横にも広がる「3Dアイ」。
★大人イメチェンPOINT★
・ビューラー必須!
下向きで生えていることの多い日本人のまつ毛。ビューラーでしっかり立ちあげて、外から光を取りこみます。上向きまつ毛は、女優さんのようなキラキラした瞳をつくるファーストステップ。
・ビューラーのゴムに注意
気をつけたいのがビューラーのゴム。切れたまま使っていると、まつ毛が切れる原因に。ゴムが切れていたら、取りかえるようにしましょう。
・2度づけで、タテも横も大きく見せる
まず上下のまつ毛全体にマスカラを塗ったら、目の際と下まぶたの中央(イラスト参照)に重ね塗りします。これで、タテにも横にも広がる「3Dアイ」が完成!
・大人のつけまつ毛は部分づかいが◎!
まつげが少ないという人や、もっとボリュームを出したいという人は「つけまつ毛」を使うのもアリ! 黒目から目尻1cmほどに、部分用つけまつげをつけてボリュームアップします。目全体につけまつ毛をつけるのは、30代からは頑張りすぎに見えてしまうのであまりおすすめしません。色は、黒よりブラウン。上からマスカラを塗れば、ほとんど地毛のように自然に仕上がります。
アイライナーはずっと黒を使っていた私。ブラウンを使うというが新鮮でした。実際やってみると、これがしっくりくる! いかにも「メイクしました」という感じではなく、目ヂカラを引きだしてくれます。オフィスメイクにも使えるのが嬉しい! デイリーメイクにオフィスメイクに、どんどん活用していきたいです。
次回は、大人イメチェン・メイクの総仕上げ、恋愛運をアップさせる「チーク」と「リップ」の技をご紹介します!
ナチュラルコスメヘアメイクアップアーティスト・小松和子さん
CM、雑誌、映画、ドラマなどで多くの女優を担当。自身の体験からナチュラルコスメが肌本来の美しさを引き出すことを実感。現在は、日本でも珍しいナチュラルコスメヘアメイクアップアーティストとして、ナチュラルコスメの商品プロデュース、イベント・店舗プロデュース、講演、講座など多岐に渡り活躍。多くのナチュラルコスメメーカーからの協力で行っているメイク講座は、遠方からの参加者もいるほどの人気。公式サイト>>
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photo by Thinkstock/Getty Images
(マイロハス編集部/下岸)