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一年の無事を祈って。松の内が過ぎた正月飾りは「どんど焼き」でお焚き上げ

2014/01/10 23:00 投稿

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歳神さまを迎える印として玄関先や門前に飾ったしめ飾りや門松などの正月飾り。松の内が過ぎて片付けたあとは、神社などで小正月(1月15日)に行われている「どんど焼き」でお焚き上げしてもらうのが、昔からの習わしです。

これは、正月飾りを焚き上げることで天にお返りになる歳神さまをお見送りするという意味があります。

最近、とくに都市部では、お焚き上げをしない神社もあるようですが、持って行こうと思ったら、ご近所の神社に一度問い合わせてみてください。また1月15日ではなく、休日に合わせて実施するところも多いようですので、日程の確認もお忘れなく。お焚き上げをする場合は、金属やプラスチックなどの飾りは、あらかじめ外して納めるようにするのも大切です。

無病息災や祈願成就を祈って

古くから全国各地で行われてきた「どんど焼き」。昔は稲刈りの済んだ田んぼに竹を組んで立て、そこへ正月飾りや書初めなどを付けて豪快に焚き上げていました。

このどんど焼きの火であぶった餅を食べると無病息災で過ごせる、願いを書いた書初めが燃える際に高く燃え上がると願いが叶うとも言われています。

今年一年の健康と幸せを願って、小正月の行事を楽しんでみるのもいいものです。

多摩川 散歩

(おりはらやすこ)

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