あけましておめでとうございます。もはや、かかせない年中行事となってきました。「餅つき」です。内地にいる頃は恒例としていなかったのに、ここ沖縄で定着です。沖縄には餅つきの習慣はありません。うちなんちゅの友人から見ると、「? 」なよう。きっと、世界各地で(例えば)エイサー祭りがあるように、「餅つき」とは、わたしたちヤマトンチュの拠り所なのかも知れません。
おのおの餅のトッピングを持参。あんこにきな粉、納豆に大根おろし、黒ごまにココナッツ! まで、いろいろありました。
搗き立てほわほわの餅を頬張りながら、いち年を想うのもいいものです。間に鏡餅作りも忘れずに。鏡餅のてっぺんに飾るのは、橙ではなく熟したシークワーサー、ってところが沖縄。シークワーサーといえば青切りが主要ですが、この時期限定の黄金色のシークワーサーはとても甘くておいしいのです。
餅つきは大人だけでなく、たくさんの子どもも大はしゃぎ。そんな風景を見ていると、今年も賑やかな慌ただしいいちねんになりそうだ、と予感します。
黒ごま餅の作り方
<材料>
・黒ごま
・粉黒糖
・塩
<作り方>
(1)黒ごまは香ばしく炒ってからすり鉢ですります。
(2)粉黒糖で好みの甘さを加え、ひとつまみの塩を加える。
(3)お餅にまぶして出来上がり。
ごまは白でもいいですし、松の実を少し混ぜてもおいしいです。
(根本きこ)
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