とはいえ、平日朝に七草粥をつくりゆっくりと味わう時間はなさそう......そんな方におすすめしたい、東京で七草粥が味わえるオススメスポットをご紹介します。
新七草粥も味わえる 割烹「七草」
旬の野菜と乾物が主役の下北沢の和食店。年始の始業日から人日の節句にかけては、伝統的な七草粥の他、香草・クレソンなどを使った、新七草粥も味わうことができます。ほっとする癒しの空間で、無病息災を願いつつ、カラダにやさしい和食を。
[七草 (ななくさ)]
住所:東京都世田谷区代田5-1-20
電話:03-3410-2993
老舗の鰹節専門店「にんべん」が運営する「日本橋だし場<Nihonbashi dashi bar>」では、1月7日のランチタイムに、本格的な"七草粥"を数量限定で販売。一汁一飯をコンセプトに日本型食生活を提案する同店ならではの「本枯かつお節」を使用し、丁寧にとった"だし"を添えて提供する七草粥は、仕事の合間にも手軽に味わえるのが嬉しいです。
[日本橋だし場<Nihonbashi dashi bar> ]
住所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1階
電話:03-3241-0968
浅草、鷲神社では、人日の節句に、一年間の無病息災を願い七草粥の炊き出しが行われます。長寿と幸福を祈る行事で、すりこ木としゃくしで七草をたたきながら「唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に七草なずなでホーホーケキョ」と七草ばやしを唱え、お粥に炊き込みます。この他、餅つき大会・フリーマーケット・縁日・抽選会等、七草粥とともに楽しめる企画も。
[新春餅つき大会&七草粥]
日時:2014年1月7日(火)10:00〜15:00
住所:東京都台東区千束3丁目18‐7 鷲神社境内
電話:03-3876-1515
港区の愛宕神社では、乙女がすりこぎとへらで、七草を刻む所作をしながら歌い、疫病を祓う、「七草唱え歌」の奉納があります。神木を神前に納め、一年お守りいただいたお札やお守り、正月飾りなどをお焚き上げし、その火に当たって無病息災を願う恒例行事(七草火焚き祭り)です。参列者には七草粥の振る舞いがあります。
[七草火焚き祭り]
日時:1月7日 (火)11:00~
住所:港区愛宕1-5-3
電話:03-3431-0327
1月7日、松の内に神社を参拝し、一年の福徳を願いつつ七草粥をいただき無病息災を願うというのも、よりご利益がありそうですね!
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃腸をいたわる意味でも(? ) 、今年一年の無病息災を願いつつ、七草粥を堪能してみてはいかがでしょう。
(神森真理子)