慢性的な野菜不足に加え、飲み会が増える年末年始はなんだかお腹がスッキリしない......。そんな時に頼れるのが「飲むサラダ」と呼ばれるマテ茶です。

栄養たっぷりのマテ茶

南米で伝統的に飲まれているマテ茶はミネラル、鉄分、亜鉛、ビタミンを豊富に含み、カルシウムは烏龍茶の30倍、マグネシウムも10倍以上というから驚き! 食物繊維、葉緑素、ポリフェノールやフラボノイドなど緑黄色野菜に含まれる栄養素が多いため、肉料理が多い南米の人の野菜不足解消に欠かせない存在とされてきたとか。また、食欲・消化促進、疲労回復、滋養、抗酸化作用など、空気が薄い山岳地帯の人々の体力を支える高い健康効果も。「飲むサラダ」と言われているのも納得です。

しかも飲むだけでOKな手軽さは働く女性にとってありがたい限りです。カフェインは緑茶の半分なので飲む時間も選びません。続ければぺたんこお腹も夢じゃないかも!? なんて思ってしまいます。

 飲む以外に食べても◎

そんなマテ茶の飲む以外の活用法が「生活の木」のサイトで紹介されていました。有機認定のティーバックの粉末を使い、マテ茶をまるごと食べるというこのアイディア。食卓にちょっと野菜が足りないな、と感じたらお米とマテ茶とナッツを炊き込む「マテ茶ナッツライス」に。「マテ茶のパウンドケーキ」は美味しく食べてお腹もスッキリの優秀スイーツ! 飲用には香ばしいロースト、料理には抹茶のような苦味がいかにも効きそうなグリーン(ローストより成分の含有量が高い)を使い分けても良さそう。

年末年始を活動的に過ごしたい人のパワーの源に、ゆっくり過ごす人の正月太り防止に。マテ茶が効果を発揮してくれそうです。

日本マテ茶協会,生活の木

photo by Thinkstock/Getty Images

(松浦松子)

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