「お正月をどう過ごすかで、その年の善し悪しはすべて決まる」そう語るのは、スピリチュアリストの暁玲華さん。昔の人の生活に習って、今年中にやっておきたいこと、お正月の正しい過ごし方など、年末年始の開運アイデアを教えていただきました。
―よい年を迎えるために、年末(12月中)に行うことは?
「『正月事始め』と呼ばれるお正月を迎える準備をはじめる日は、毎年12月13日。お正月に向けて縁起の良いものを食べてお祝いをします。この日から大掃除や料理の下ごしらえなどをはじめるとされていますが、今は混み合うものは早めの用意が一般的で、業者に頼む粗大ゴミの処理や、取り寄せが必要な人気商品の注文などは、この日までに終わらせるようにしましょう」
●冬至(12月22日)までに大掃除は済ませる
●冬至からは、お正月へ向けて準備あるのみ
拭き掃除、料理の支度、正月飾りの用意をし、27日までに準備完了すると余裕が。
●28日、餅をつくのが縁起がよい日
都会なら買う日にしてもいいでしょう。
●29日、一年の苦(9)を全て祓う日
パーっと宴会を開くなどして楽しく過ごすのが吉。
●30日朝、準備を完璧にすませお正月飾りを設置する日
年神様をお迎えするためのお正月飾り(しめ飾り、門松など)を設置します。大晦日だけの一夜飾りは避けるので、遅くても30日中に。早目に27日以降に飾るのはOKです。
●大晦日、新しい年を迎えることに集中する日
あわてずゆったりの大晦日を過ごしたい。
―年内に行っておくとよい場所は?
「今年一年を振り返りすっきりしたいなら、お寺にお参りすれば心が穏やかになれますよ。年末は癒しを与えてくれるお寺へ、年始は夢を叶えてくれる神社へ初詣というのがよい流れ!」
―お正月の正しい過ごし方は?
「ズバリお正月(三ヶ日)をどう過ごすかで、その年の善し悪しはすべて決まります!この3日間に起こったことが、その1年の凝縮となっているんです。悪いことやネガティブなことは考えず、とにかく笑って楽しく過ごすことが重要!」
家では今年やりたいことを紙に書き出しましょう。
もっとも重要な願いを3つ書きます。
『やりたいこと』『そのためにどうする』『実現させる方法』を書くと、
より叶いやすくなります。
―年始の開運に欠かせないことは?
「初日の出をみること。そして、初詣は欠かせない開運ポイントです。1日は朝からはじまると考えられているので、初日の出がのぼって明るくなってから近くの神社(氏神さま)にお参りすることをおすすめします。また、お正月は家に年神さまを迎えるので、元旦はできる限り家の中で過ごし、どうしても出かける予定があるときは、2時間以内に戻ってくる(遠くにいかない)ように。遠くに行くなら3日すぎてからがいいですね。お正月に旅行に行く際は、旅先でも自宅方向へ遥拝するなど、気にかけるようにしましょう」
暁先生のアドバイスを参考に、新しい一年を明るく迎えたいものです。
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(MYLOHAS編集部)