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不妊治療は日本の半分以下。こんなに違う、フランス女性の性と膣ケア

2013/12/12 00:30 投稿

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これだけ情報に溢れているのに、日本ではずっと触れられずにきた女性のデリケートゾーン。一方、幼いころから親に性教育を受けるフランスの女性にとって、デリケートゾーンについて語るのはごく自然なこと。

「フランスの女性が若いうちから膣ケアや生理の大切さ、将来体験するセックスの意味について学ぶのは、それがカラダの健康や幸せな出産につながることを知っているからです」(森田さん)

デリケートゾーンをタブーとする文化背景はあるにしても、あまりに無知すぎる私たち日本女性。フランス女性をお手本に私たちができることはことはないか、植物療法士の森田敦子さんにお聞きしました。

性やデリケートゾーンと真剣に向き合うフランス女性

例えば、フランスでも不妊に悩む人はいますが、治療している人の数は日本の半分以下(※1)。また、法の整備も進んでおり、条件はあるものの、不妊治療を仏国社会保険(国民保険)で受けることができます。

「まだ予定がないから大丈夫」いう根拠のない自信は捨て、いつか体験するかもしれないセックスや出産のために、デリケートゾーンについての正しい知識を持ち、以前お伝えしたように毎日ケアすることが大切です。

「さらに踏み込んだ話をするなら、フランスでは自分の性がどのくらいまで発達しているか、また、粘液がきちんと出るか、マスターベーションをして確認するのが常識です。その証拠として、フランスの老舗デパートでは水着と一緒に女性のためのバイブレーターが売られていたりするんですよ」(森田さん)

そこまでオープンとはびっくり!ですが、フランスの女性は自分のカラダに関心を持ち、きちんと向き合っているだけのこと。いやらしいことでもなんでもありません。

恋をして人生を謳歌するためのデリケートゾーンケア

「仕事柄さまざまな国の女性の陰部を見たことがありますが、ヨーロッパの人たちはアンダーヘアを処理しますし、若いうちからデリケートゾーンを毎日洗って保湿していますから、年齢がいっても膣がプリンとしています。膣がきれいだから、いくつになっても自信を持って恋ができるともいえますよね」(森田さん)

森田さんの仕事のパートナーであるフランス人の婦人科の教授のお母さんは、御年86歳。旦那さんに先立たれた後、音楽会で出会った16歳年下の彼との恋愛を楽しんでいるとか。

事実婚が法的に認められており、結婚していない両親から生まれる子ども(婚外子)が過半数を超えるフランス。

国のサポートが異なるため同じようにはいきませんが、私たち日本女性にできることは、"自分自身の意識を変える"こと

話す場所やタイミングは選ぶ必要がありますが、親しい友人とデリケートゾーンやケア法について話をしてみてはどうでしょう。周りの女性も、もっとオープンに意見交換をしたいと思っているかもしれません。さらに、信頼できる婦人科を見つけることも大切な一歩です。

毎日のケアには、オーガニック成分配合の「<ルボア>アンティーム オーガニック by ルボア」の「アンティーム フェミニン ウォッシュ(2,100円・税込)と、「アンティーム ホワイト クリーム」(2,730円・税込)」で優しく洗浄・保湿がおすすめです。

森田 敦子(もりた あつこ)
サンルイ・インターナッショナル代表、植物療法士。フランスにおいて、植物薬理学、フィトテラピーを学ぶ。帰国後、植物のエリシター効果を応用した研究開発で高い評価を得る。女性のいきいきと生きられる社会の創出を第一に考え、環境と人に優しい植物の効果を生かしたプロダクツの研究開発を行っている。06年2月表参道ヒルズに「エルボリステリア&メディカルフィトテラピースパ ルボア」表参道ヒルズ店をオープン。著書に「成分表示でわかる化粧品の中身(婦人生活社刊)」がある。

※1:小杉好紀(東京産婦人科医会理事 ウイメンズクリニック南青山院長)監修「お医者さんが教える妊活スタートブック」P12より

ルボア,アンティーム オーガニック by ルボア

photo by Thinkstock/Getty Images

(取材・文/武田京子)

 

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