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辛いことがあっても明るくなれる。母から伝わる「暮らしのレシピ」

2013/11/06 00:00 投稿

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少し辛いことがあったとしても、毎日の暮らしが少し明るくなる......そんなレシピが欲しい。そう思わせてくれたのが、11月9日から公開される永作博美さん主演の映画四十九日のレシピ』です。

自分や家族たちのために、急死した母が遺した"暮らしのレシピ"が大きなモチーフとなっています。

この作品で描かれるのは、急に妻を亡くして喪失感でいっぱいになった父親・良平と、夫との離婚問題に悩んでいるアラフォー女性・百合子が、母・乙美の遺した"暮らしのレシピ"を参考にしながら暮らしを立て直していく様子です。

そして、「四十九日の大宴会」をして欲しいという乙美の希望を叶えようと、生前の乙美に世話になったというロリータ少女・イモと日系ブラジル人三世のハルと共に、準備を進めていきます。やがて彼らは、母・乙美がどういう人物だったか、多くの人たちに愛された乙美の人となりを再確認していくのです。

この乙美の遺した"暮らしのレシピ"、決して手の込んだものではありません。
でも、幸せ味のラーメンを作るポイントだとか、コロッケパンのおいしい作り方だとか、簡単でぴっかぴかになる掃除の方法などが、可愛いイラストと共に綴られていて、家族のためを考えた便利なポイントがギュッとまとめられているのです。

母のために「四十九日の大宴会」を催し、母の人生を再度見つめ直し、自分の道しるべを見つけていく女性の姿を描いたこの映画、きっと多くの女性が共感できるものだと思います。
タナダユキ監督が二人の女性の生き方を優しく描くこの映画『四十九日のレシピ』、しみじみ心にしみる一作です。

一人で観に行くのもいいですが、お母様を誘って観に行ってみるのにもぴったりな作品だと思います。

(C)2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会

[四十九日のレシピ](129分/日本/2013年)

公開:2013年11月9日
配給:ギャガ
劇場:新宿バルト9、有楽町スバル座ほか全国にて
原作:伊吹有喜
監督:タナダユキ
出演:永作博美/石橋蓮司/岡田将生/二階堂ふみ/原田泰造/淡路恵子/内田慈/荻野友里/中野英樹/小篠恵奈/執行佐智子/赤座美代子/茅島成美

(松村知恵美)

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