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食べもので性格は変わる? おだやかな心を作る食材の見分け方

2013/10/28 12:00 投稿

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マクロビオティックのイメージがちょっと変わるお話を、マクロビオティックの第一人者・久司道夫先生の講演会からピックアップしてお送りする第2回。(第1回はこちら>>

今回は、わたしたちの食べるものはカラダだけでなく、心も作るというお話。

食べたものの思いが心になる

わたしたちが食べたものは血液や細胞などを作る一方で、消化され、燃焼されていきます。久司先生によると、この燃焼されたものが心になるのだそう。

「キャベツを食べたらキャベツの思い、牛を食べたら牛の思い、魚なら魚の思いがわたしたちの動作となり心になるのです。

例えば、日本人の朝の出勤風景。一斉に動いているでしょう?あれは魚ですよ。魚の大群。考えるときにぐるぐる歩き回ったりしませんか」(久司先生)

思わず笑ってしまいながらも、なんだか納得。

食べたものの思いが私たちの気持ちになって表れると考えると、食材を見る目も変わってきます。

強い感情を生む「お肉」を少なくする理由

マクロビオティック食事法ガイドラインにあるように、マクロビオティックでは、牛や豚の肉をはじめ、卵・鶏肉、乳製品は、多くても月に2~3回の摂取が望ましいとされています(※日本を含む温帯地域の場合)。そこには深い理由がありました。

「牛や豚は、わたしたち人間と同じほ乳類。生物学的に言うと、わたしたちは親せきです。その親せきの命をいただいているのです。殺されていくときに、ほ乳類は、怒り、憎しみ、絶望感、恐怖を持ちます。

そして、それを食べれば、同じ感情がわたしたちの遺伝子のなかに入り、消化・燃焼すると同じ気持ちが外に出てくるわけです」(久司先生)

「戦争と病気のない新しい世界を作りたい」という思いから生まれたクシマクロビオティック。

なんとなく知っていた"マクロビオティックではお肉をほとんど食べない"、という基準の裏に、このような考え方があったことをはじめて知りました。

次回は、マクロビオティックの中心となる穀物や野菜の思いについて。これを知ると、自分のことがよりよくわかるようになるかもしれません。

※マクロビオティックでは世界を10の地域に分けていて、地域によって正しい食事のバランスが異なります。

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日時:2013年11月16日(土) 
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受講料:6,300円(税込)
定員:各回/50名
お申込み:03-6427-3266(10:00〜18:00 火〜土)
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(渡部えみ)

photo by Thinkstock/Getty Images

取材協力・写真提供(久司先生分):ビオクラ食養本社

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