キャンペーンは、「ミレニアム開発目標(MDGs)」(※)達成に向けて、人々が行動を起こすことを目的に、2006年にはじまりました。
内容はいたってシンプル。貧困解決のために「立ち上がり(STAND UP)」、「行動する(TAKE ACTION)」ことを呼びかけ、その様子を写真に収めるというものです。その写真は署名のように国民の「声」として、政府、政治家、省庁などに届けられます。昨年は、日本国内だけでも2万6千人以上もの人が立ち上がりました。
※MDGsとは、2000年に189か国のリーダーたちが合意した目標で、2015年までに「世界の貧困人口を半減する」など8分野21ターゲットが定められています。
写真を撮って、人数を数えて、報告するだけ!
スタンド・アップへの参加方法は、たったの5ステップ。
1.宣誓文を読む......貧困のために立ち上がるという意義を共有します
2.立ち上がる
3.写真を撮る
4.人数を報告する......報告はこちらから>>(10月28日(月)
締め切り)
5.行動する......寄付をする、フェアトレード商品を購入するなど
立ち上がって写真を撮るだけだから、いつでもどこでも、誰とでもできます。ひとりはもちろん、家族や友人、職場の仲間に声をかけて一緒にやればそれだけ大きな声に。また、毎年フォトコンテストも実施しているので、ユニークな写真で賞をねらってみるという楽しみ方も。
貧困解決は「知る」ことからはじまる貧困解決は「知る」ことからはじまると言っても過言ではありません。普段はなかなか世界の課題について話すことはない家族や友人たちと、意見をシェアしてみたり、フェアトレードの商品をすすめてみる。そんなきっかけにもなればと思います。
(杉本真奈美)