フランス各地にブティックを構える「EKYOG」は、2003年のブランド設立当初から、エシカルな服づくりに重きを置いてきました。
「EKYOG」は、10年前に「地球と人類に優しい自然素材を使う」というビジョンのもと、1人のフランス人女性が立ち上げたファッションブランド。どの製造過程に携わる人に、フェアな賃金を保証しています。
今ではフランス人なら誰もが知っているほど、ブティックも多数。共感を呼ぶ秘訣は、着る人がポジティブになるようにと、時代のトレンドとオーガニック素材への追求を怠らない姿勢にあるようです。価格は、トップスも1枚につき1万円前後で、高めな部類に入ります。ただ、その製品ひとつひとつの製造過程を、ブログで詳細に説明することで、値段以上の価値を見いだすことができます。極めて透明な洋服づくりを見てみると、納得して購入するユーザーが多いのです。
素材の良さを感じられる、大人可愛いアイテム例えば、このコクーンシルエットのパープルのジレ(95ユーロ/1万2500円)。
ワンピースやパンツスタイルとの相性もばっちりで、お仕事スタイルにも愛用できそう。モヘア52%、シルク24%、オーガニックコットン24%という本格素材だけでできたもので、手触り、見た目ともに、大人の女性にはぴったりで、長く使えそう。
また、大人の可愛さを、素材の良さとともに見せてくれるワンピース(155ユーロ/約2万8千円)。
上下の組み合わせも考えずに済む、便利なアイテム。こちらは、ウール100%、オーガニックコットン100%のつくりで素材も申し分なしです。ブログでの説明には、オーストラリアでとれたウールを東ヨーロッパで洋服にし、それをフランスへ輸送していることが分かります。加えて、発注するアトリエは、給料を家族のためだけに使えるよう、昼食代を支給している会社のみを選ぶことも明記されています。
また、「EKYOG」は、「TREE D'EKYOG」という団体をつくり、マダガスカルやインドの子ども達の生活を支援するための様々な慈善活動を行なっています。
エシカルなだけでなく、トレンドセンスの取入れ方も素材感も抜群。今後の発展が楽しみです。
(下野真緒)