メキシコにエネルギーの自給自足ホテルが登場
完成は、2020年と随分先の予定ですが、世界きっての観光地であるメキシコ・カンクンに、魅力的なスポットが登場します。それが、カンクンの美しい海岸沿いにリュクスで持続可能な機能をもつホテル「Grand Cancun Hotel」。
一見巨大なロボットのようですが、その外見の通り、このホテルは革新的な装備を用意しています。
屋根にとりつけられた太陽光パネルと風車、そして水中のタビーンを使い、太陽光と風力と潮力から、電気エネルギーを自給自足するというものです。このことから、世界初のリュクスでエコな観光ホテルとして、完成前から注目を集めているというわけです。
ホテルで使い切れないエネルギーは地方へ供給得られるエネルギーは、ホテル内で消費する以上のものがあるため、地方の電力供給源としても貢献する予定なのだそう。さらに、降水や海水を浄化して水を供給するシステムも装置されており、「自治」というキーワードがぴったりな機能ホテルになります。
機能的ながら、リュクスを掲げるだけあった楽しめる工夫もたくさん。四方全て、透明ガラスに覆われて、水中と一体化したようなつくりのレストランでは色とりどりの熱帯魚に囲まれながら食事を楽しめるそうです。また、映画館やショッピングモールなども併設されているので、この海岸沿いのホテルから離れなくとも、のんびりとバカンスを楽しめそうです。
(下野真緒)