夏休みが終わってしまい、いまいちやる気がでないという人もいるかもしれません。そこでご紹介したいのが、朝にする「"ながら"プチ瞑想」。これは言葉どおり、何かをしながら行なう瞑想のこと。とってもシンプルなので、時間がない朝に頭をすっきりさせるのに最適です。
朝の"ながら"プチ瞑想の方法 ◆おすすめの"ながら"時間 朝のシャワー中や歯磨き中、朝食中などがおすすめ。座禅もお香もなしで瞑想ができる。理想的なのは、朝食中。◆"ながら"瞑想の方法
パンにバターやジャムを塗りながら、また、カフェを味わいながら、まずは深く息を吸い、ゆっくりと息を吐きながら、自分の意識に集中する。次に、自分をとりまく世界について考え、そこに見えるものや感じることに意識を集中させる。
これは、元仏僧のAndy Puddicombe(アンディ・プディコム)氏による提案をもとに紹介されていたもの。現在は、日本でも瞑想コンサルタントとして企業でトレーニングを行なっている人物でもあります。
最初のうちは、朝食をとりながら深呼吸なんて難しすぎる、と思うかも知れませんが、単調で慣れた動きをしている時こそ、つまり、考えなくても手が勝手に動くレベルのことをしているときこそが「"ながら"プチ瞑想」に適しているといえそうです。
これで、眠たくてだるさが残る朝も、少しは頭がすっきり。朝に瞑想をすると、自分のなかのフレッシュな感覚が研ぎ澄まされて、素敵な一日を過ごせそうです。
[Femme Actuelle]
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(下野真緒)