暑い日が続くと、ハーブが好きな人でも、温かいハーブティーを飲む機会がどうしても少なくなります。そんな時には、飲む以外の方法でハーブの恵みを体に取り入れるという方法もあります。
一番簡単なのは、濃い目に入れたハーブティーを冷やして化粧水がわりに使ったり、コットンにひたしてローションパックする方法。冷蔵庫でよく冷やしてから肌にのせると、とても気持ちがいいんです!また、ハーブを粉状にしたものをお湯で溶いて、肌にのせればパックに、指でくるくると滑らせれば自家製のゴマージュになります。
そして、こういったお肌に用いるハーブとして、この時期おすすめなのが「ヒース」。
エンハーブ「ヒース15g」438円(税込)
小さなピンクの花が可愛らしいこのハーブは、メラニンの生成を抑制する働きを持つアルブチンという成分を含むので、紫外線をいっぱい浴びてしまった肌のケアにぴったりなんです。
それ以外にも、消炎作用と美白作用を持つ「ジャーマンカモミール」、鎮静作用を持つ「ラベンダー」など、いくつかをブレンドするとより効果的です。
ハーブのゴマージュ剤で簡単ケア1.使用する乾燥ハーブをミルで、細かく粉砕します。
(ミルがない場合は、乳鉢のようなものに入れて棒ですりつぶすか、ビニール袋に入れて上からたたくなどして、なるべく細かくする)2.粉砕したハーブにお湯を入れてよく練り合わせ、適温に冷ましてから肌にのせます。
3.しばらく置いた後、指でくるくると滑らせてから、ハーブを洗い流します。
粉砕したばかりのハーブはとってもいい香りなので、使う直前に粉砕することで香りも一緒に楽しめます。また、ハーブはどんどん酸化していくので、化粧水として使う場合もゴマージュも作ったものはその日のうちに使い切るのが基本です。
顔や首元はもちろんのこと、思いのほか日焼けしてしまっている手のケアにおすすめです。サンダルを履くと気になるかかとや、この季節出すことが多い膝や肘のケアにも使えます。 体の外からのハーブの恵みを取り込んで、夏疲れの肌を癒しています!
[エンハーブ]
photo by Thinkstock/Getty Images
(中澤小百合)
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