毎日使うiPhoneやスマートフォン。カバーだってこだわりたい人も多いはず。木製のケースをつけている人をたまに見かけますが、デジタルなものを自然のぬくもり感のあるもので包むという、ミクスチャーな感じが今っぽいなと思います。
そんななか、木製のなかでも「間伐材」に目をつけたiPhoneカバーがあります。それがこちら。「ニシアワー」が作った国産ヒノキの間伐材を使った木製のケースです。職人がひとつひとつハンドメイドで作っているので、特にボタンの部分など、細かいところまでこだわりが感じられます。
「間伐材の木製ケース for iPhone4S & iPhone5」12,800円(税込)
ところで間伐とはなにかというと、多過ぎる枝葉や木を適度な量に伐採することです。間伐をすれば、森林は健康な状態になり、空気をきれいにし、土壌をしっかりと固めます。下草も適度に生え、さらに二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。
しかし問題なのは間伐によって切られた木々である間伐材が、そのまま放置されていことです。放置された間伐材は、やがて朽ちて今まで取り込んだCO2を排出してしまいます。間伐をしなくては森はだめになる...しかし間伐をしたままにすれば今度は森からCO2を出すことになるのです。
そこで、形もまばらで安価になり、使われなくなってしまう間伐材に目をつけたニシアワーでは、すぎやひのきの間伐材から作られる無垢の床「ユカハリ」や、無垢の木で出来た家具の製造販売もしています。
「いつも手に持つものだから、優しさとぬくもりを感じて欲しい」そんな思いもこめられていいるiPhoneカバー。木を削りだして作っているので、ひとつひとつ表情が違うのもまた素敵です! こちらはオンラインで、数量限定にて販売中です。
[ニシアワー]
(宮田茉貴子)