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赤くなる?黒くなる? 日焼けの原因とその対策

2013/08/05 08:00 投稿

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海や山など屋外でのアクティビティの機会が増える夏。気をつけないと、あっという間に肌は紫外線のダメージを受けます。

日本では、やけどしたように赤くヒリヒリすることも、皮膚が黒くなることも「日焼け」と一言でいいますが、欧米などでは「サンバーン」と「サンタン」の2種類にわけるのが一般的。それぞれの原因と共に、焼けてしまった時の対策をご紹介します。


(1)紫外線B波による「サンバーン」

皮膚がやけどしたように赤くヒリヒリ痛んだり、ひどいときは水ぶくれになる日焼けのこと。急に強い紫外線を浴びたりすると起こります。主な原因は、UV-B(紫外線B波)。UV-Bはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚がんやシミの原因に!

ただし、UV-Bは波長が短く、オゾン層や上空の雲に阻まれて地上に到達する量は全紫外線の約10%と少量。日常生活なら、日傘を使うなど、直射日光にあたらないように心がけるだけで、ある程度は防御できるといいます。

・サンバーンの場合の対処法

タオルを冷水で濡らして冷やします。冷たすぎると低温やけどを起こすので、保冷剤などを使うときは必ずタオルを巻くように。日焼け後の肌は水分が減少しているので、刺激の少ないローションで保湿を!


(2)紫外線A波による「サンタン」

UV-A(紫外線A波)を主な原因とした、皮膚が褐色に色づいた状態で痛みのともなわない日焼けのこと。褐色の肌はメラニン色素によるも。メラノサイトという細胞からつくられるメラニン色素は、紫外線が皮膚の奥深くに浸透するのを防ぎ、皮膚の細胞を守る働きをします。

一見、サンバーンよりも肌の影響は少ないように思えますが、近年の研究で、UV-Aがシミやしわの発生に大きく関わっていることがわかってきたそう! 波長が長いため、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌にさまざまな影響を及ぼすというのです。

しかも、UV-Aは、オゾン層を通り抜けやすく、常時、UV-Bの20倍以上も地上に降り注いでいます。雲や窓ガラスを通り抜けやすい性質を持っているので、曇りの日も室内でも対策が必要!

・サンタンの場合の対処法

メラニン色素の生成を抑制したり、コラーゲンの生成を助ける働きのあるビタミンCを積極的に摂るのが効果的。また、紫外線を浴びると活性酸素が発生して肌にダメージを与えますが、ビタミンCの持つ抗酸化作用でシミ・しわなど肌への影響を防ぐことも。

サンバーンやサンタンにならないようにするには、日焼け止めで対策するのが鉄則! 以前ご紹介した、買う前に知っておきたい「日焼け止めの選び方」も参考に。

ロート製薬,日焼けで美人肌

photo by Thinkstock/Getty Images

(杉本真奈美)

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