ネット上で「まるで神の姿」だと話題になっている画像があります。CGでも絵画でもなく、超自然の姿があまりにも素晴らしく、絶賛されているのです。

どんな芸術作品でもかなわない、宇宙の神秘を魅せつけてくれるこの画像は、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が20周年を記念して撮影したもの。



まるで馬にまたがって剣を振りかざす騎士のようにもみえるこの画像。6500光年から1万光年離れていると推定される「りゅうこつ座星雲(Carina Nebula)」の一部分です。

りゅうこつ座星雲の中にある柱状の塵とガスが、神秘的な姿となって写され「ミスティックマウンテン(Mystic Mountain)」と名付けられました。星雲の柱の高さは、なんと3光年!

この壮大なミスティックマウンテンと呼ばれる画像の中には、鍵穴星雲 (Keyhole Nebula)、神の指 (Finger of God)などとよばれる箇所もあります。こちらの画像の右に広がる星雲が「鍵穴星雲」。



左上の、人差し指で何かを指し示しているかのような星雲が、「神の指」と呼ばれています。鍵穴部分の直径は約7光年だとか。壮大すぎて想像の域を超えてしまいます。そして、こちらの画像の神の指の先に写るものは、牛頭の人のような姿に見えます。



これらの画像を動画にしたものがこちら。



星々が彩る宇宙のアートから、また新たな神話が生まれそうです。


HubbleSite

© NASA


(知恵子)

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