温かい飲み物で、体の内外のバランスを保つ

でも、冷たい物は胃液を薄め、胃の働きが弱まる原因に。それがいわゆる夏バテの状態です。とくに、オフィスのようにエアコンが効いている場所では、温かい飲み物を飲んで、体の外側内側のバランスを取るのが大切になります。夏バテ防止のためにも、夏の飲み物は温かい物を選ぶようにしたいもの。

夏バテに最適な緑茶

温かい飲み物でおすすめなのが、夏の体を整えてくれる緑茶です。緑茶に含まれるカテキンは、マイロハスで以前ご紹介したように、悪玉コレステロールを減らしてくれるほか、脂肪の吸収を穏やかにしてくれるため、ダイエット効果も期待できます。そのほかにも抗菌効果や、利尿作用を促進するため、体内の熱を下げる効果も、緑茶の力は計り知れません。

カテキンをしっかり摂取したいなら80度以上で

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そんな緑茶の栄養の主なカテキンは、80度以上の高温で溶け出しやすいとのこと！ そのため、カテキンをしっかり摂取したいなら、やはり熱めのお茶を飲むのが効果的です。

また、ただ熱いお茶をごくごく飲めば良いというわけではありません。体に必要な水分量をゆっくりと補給してあげることが、夏の体をいたわる飲み方。量の目安は、ポット1杯分のお茶を一日かけてゆっくり飲むのがベター。

冷房で冷えがちな夏こそ温かいお茶。体を冷やさないことで、夏バテを防止できるはず！　

［お茶百科］

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（高田薫）