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一歩すすんだアロマの楽しみ方! 料理をするように精油を混ぜてみる

2013/07/07 13:00 投稿

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ディフューザーと精油を買い、香りを楽しむことが一般的になりましたが、いつも同じ香りばかり使っていませんか? お気に入りの精油1種類を楽しむのもいいですが、何種類かの精油をブレンドするとさらに奥深く香りを楽しめます。

アロマセラピストであり、日本における精油ブレンディングの第一人者として活躍する中村あづさアネルズさんは、著書『中村あづさアネルズの誰も教えてくれなかった精油のブレンド学』の中で「精油を混ぜることは、料理にも似ている」と言っています。


食材と同じく、精油の特性を考える

アート性、化学性(+揮発性)を考慮した精油を混ぜて香りを創造することは、料理を作ることによく似ています。よく食事を楽しむと言いますが、もちろん香りも楽しくないと続きません。しかし、楽しく食事をする上で、料理は何でもいいというわけではありませんよね。健康に生活するために大切な食事は、栄養素などのバランスや、食材を組み合わせた際の特性も考慮されるべきです。<p16より引用>

なるほど。「この精油の効能は何?」「どういう時に使えばいいんだろう?」といったことにばかりに気をとられて、頭で考えてしまいがちですが、楽しくないと香りを心地よく感じることはできないですものね。そして、デザートにも例えられてわかりやすく説明されています。

お皿の上に、「オレンジ、レモン、グレープフルーツ」が盛られてきた場合と、「オレンジ、モモ、ブドウ」が盛られてきた場合をそれぞれ想像してみましょう。柑橘系ばかりの前者よりも後者の方が、食べた時に味や香りの違いを楽しむことができそうですね。精油のブレンドでも、こういった変化を楽しむことがとても大切です。<p17より引用>

たしかにまったく違う香りを合わせたほうが、変化が楽しめそうです。


相性のいい精油とは?

でも、どの精油とどの精油の相性がいいのかわからないし、ブレンドした後にどんな印象の香りになるのか不安......そんな人のために本書では、代表的な精油13種類をピックアップして、その精油の特徴、おすすめのブレンドが紹介されています。

たとえば、最も名前が知られている精油のひとつ、ラベンダー。ひとことでラベンダーと言っても、スパイクラベンダー、ラバンディンなどといった種類にわかれ、それぞれ特徴が異なります。

また、時間が経過するほどに甘さが引き立ってくる特性があるため、「フローラルな香りやウッディな香りで甘さを保持する精油とブレンドすると想像以上に強い甘さになることがあり、不快感を感じることもある」そうです。

それぞれの精油のおすすめブレンドは「リラックス・ブレンド」と「リフレッシュ・ブレンド」の2つのレシピが紹介されています。合わせる精油によってまったく違う印象の香りが出来上がり、さまざまな用途に対応できるのだなと気づき、自分はまだ精油の魅力の一部分しかわかっていないのかもしれないなと感じます。

もう一歩進んで、アロマテラピーを楽しみたいという人にはぜひおすすめの1冊です。

[中村あづさアネルズの誰も教えてくれなかった精油のブレンド学]

著者:中村あづさアネルズ

発行元:BABジャパン

定価:本体1,600円+税

photo by Thinkstock/Getty Images

(中澤小百合)

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