郵便局へ持って行けばいくらかの手数料で新品と交換してくれるそうですが、官制はがきって普段使う機会がないんですよねえ。
そんな時、「そういえば、小学校で書き損じはがきを集めていたなあ」と思い出して調べてみました。どうやら内閣府認定の公益財団法人「プラン・ジャパン」が行っている途上国支援の一環だったようです。毎年学生の有志グループによって実施されているのだとか。
前回は2万4888枚のはがきが集まり、78万1682円をネパールのマイクロ・ファイナンス(小規模金融)組織のプロジェクトへ寄付されたのだそう。へえ〜、こうやって活用されていたんですね!
今年も2月4日(月)まで受付中です。未投函もしくは未使用のはがきが対象。個人情報の記載がある場合はマジックなどで消してくださいね。
支援プロジェクトは以下の2つから選べます。●安全な水の供給プロジェクト(カンボジア)
カンボジアの子供が安全な水とトイレを利用することで、感染症のリスクを軽減する。地域全体の衛生知識の向上による衛生環境の改善を目指す。
はがき送付先:
〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57 昭和女子大学ボランティア委員会
●女性ならではの職業訓練プロジェクト(ベトナム)
雇用機会に恵まれない女性のための職業訓練支援。美容コース(ヘア&メイクアップ)を新設し、訓練継続のための経済支援等を行う。
はがき送付先:
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 南山大学 短期大学部 関口研究室
たった50円、されど50円。誰かの役に立つのなら不要はがきも浮かばれるはず。去年の分も探してみようっと!
[プラン・ジャパン ファンドレイジング部]
text by 松浦松子
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1983年の早生まれ。食・女性の健康をテーマに活動中のフリーライター・編集者。男性向けお色気雑誌を経て、自然療法専門誌『セラピスト』の編集者に。アロマ、オーガニックコスメ、占い、各種ヒーリングの取材を通じて体によい習慣を取り入れるようになる。リフレクソロジー、冷えとり健康法、マクロビオティック歴3年。趣味は全国の野球場を旅すること。「冷え取り・ゆるマクロビ実践中の健康ライターのブログ」
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コメント
コメントを書く(ID:21921180)
はがき→切手→金券ショップ→金→寄付という仕組みか。どんだけピンハネしたのか率を公表した方が良い
(ID:8310713)
>>24
2万4888枚の葉書で78万1682円なら、1枚30円以上になってる。
再生紙ならそんな値段では引き取ってくれない。
書き損じ葉書は郵便局で交換してくれるって書いてあるんだから、
手数料を1枚につき5円払って郵便局で新しい葉書に換え
35~40円くらいの割安ハガキとして企業に売って得た資金なんじゃない?
(手数料5円と、その他諸々の経費を差し引くと、1枚あたり30円くらいになる。)
(ID:1263906)
切手や葉書は一種の金券で、手数料を支払えば別の額面のものと交換して貰える制度がある。
が、
実際には「未使用」つまり全く何も書いてない年賀葉書を郵便局に持ち込んでも交換に応じてくれない。
ノルマ消化で無理に買われた分の換金防止だと思われる。
試し書きなどで無理にでも潰せば良いのではあるが、この辺の無駄・無理も何かに活きてくれないものか。