米国を代表する作家・フィッツジェラルドの名作『グレート・ギャツビー』を基に『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマン監督のもと映画化された『華麗なるギャツビー』が公開され話題になっています！
主人公のギャツビーにはレオナルド・ディカプリオ、そしてギャツビーのミューズにキャリー・マリガンなど、キャスティングとともに注目したいのが豪華で煌びやかなファッション！ なんでもこの映画のために、プラダやミュウミュウがドレス、ティファニーが煌びやかなスタイルに欠かせないジュエリーやヘッドドレスなどを、特別に提供したというから衣装を見ているだけでもうっとりしてしまいそう。
また本作の舞台となる1920年代は女性が社会進出をし始めた頃。ファッションもコルセットから解放され、ノースリーブやひざ丈のドレス、赤い口紅に、タイトなボブヘアなど"フラッパー"なスタイルが流行。一方で保守的でクラシカルな装いも残っていてファッションの移行期だったとも言われています。
ちなみにギャツビーの想い人デイジーは、貧しかったかつての恋人ギャツビーを裏切り、大富豪と結婚という道を選んだ、保守的な価値観を持ち続けた女性。ドレスも淡い色が多く上品で可愛らしいファッション。対してデイジーの親友ジョーダンはプロゴルファー。ココ・シャネルのようなこの時代を象徴するような自立した女性で、ダークカラーや個性的なデザインのドレスも着こなすタイプらしく......個人的にはとどちらのスタイルにも興味津々。2人のファッションを見比べながら、映画を見るのが楽しみです。
プラダとミュウミュウのデザイナー、ミウッチャ・プラダが、映画で提供した衣装を展示する「CATHERINE MARTIN & MIUCCIA PRADA DRESS GATSBY」がプラダ 青山店て開催されています。レトロで新鮮、可憐な34着のカクテルドレスとイブニングドレスがこの目で見られる貴重な機会、こちらも足を運んでみたいです。
［CATHERINE MARTIN & MIUCCIA PRADA DRESS GATSBY］
開催期間：～6月30日
時間：11：00～20：00（月～木）11：00～21：00（金～日）
入場料：無料
会場：港区南青山5-2-6 プラダ 青山店
アクセス：銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅
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（若松真美）
