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年が明けたら、まずは初詣! 知っておきたい「初詣」のお作法

2013/01/02 11:00 投稿

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年が明けてからの楽しみなお出かけといえば「初詣」。

初詣の習慣が広まったのは、江戸時代だといわれています。昔は一年のけじめとして、一家の家長は大晦日の夜から神社に出かけ、寝ないで新年を迎えるのが慣わしだったのだとか。


そもそもは、自分たちが住んでいる地域の氏神を祀っている神社にお参りしていましたが、やがて伊勢神宮や出雲大社など有名な神社に出かけたり、その年の干支によって年神様のいる方角にあたる社寺に出かけて初詣をするように。これを恵方参りといいます。現在ではこういった習慣はなくなり、各地の有名社寺に出かけてお参りするのが一般的です。

ところで、お参りするにあたって、知っておきたいのが正式なお作法。年が明ける前に、確認しておきたいと思います!

<意外に知らない初詣のお作法>●鳥居をくぐる時は会釈をして神様に挨拶を鳥居はここから向かうのは神の領域という目印。鳥居の前で会釈をしてからくぐり、気持ちを引き締めて、境内に入りましょう。
●手水舎(ちょうずや・てみずや)で清めるのは、手だけじゃない!手水舎では右手・左手のほか口もすすぎます。柄杓を右手に持って、水を汲み、左手に水をかけてから、持ち替えて右手にもかけます。また右手に持ち替えて左手に水を受け、その水で口をすすいでから再び左手にかけ、最後の柄杓を立てて柄を洗うというのが、一連の動作になります。
●参道は真ん中を歩かないように!参道の真ん中は正中(せいちゅう)と呼ばれ、神様の通り道とされているため、できれば真ん中ではなく、両端を静かに歩きましょう。
●お参りは、二拝・二拍手・一拝まず、鈴や鐘を鳴らして、神様にお参りの合図をします。そして、二度おじぎをして、拍手を二回うち、願いごとをしてから最後にもう一度深くおじぎをします。


その他に私が噂で聞いたことがある、神様にお願いをするときは心の中で「東京都◯◯区から来た◯◯です」というように、自分の住所と名前をきちんとお伝えする、というものも実践しています。年が明けたら、まずは地元の氏神様へお参りする予定です。

[お正月ニッポンプロジェクト]

※地域・風習により異なる場合もあるので、その都度ご確認ください。
photo by Thinkstock/Getty Images

text by 中澤小百合
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ビジネス系出版社を経て、フリーランスのライターに。会社員時代に酷使してしまった心と体を癒すべく、暮らしに取り入れた自然療法の魅力にはまり、現在はアロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、各種セラピーに関する記事を主に執筆。ペット専門誌で犬のホリスティックケアや愛犬とのロハスな暮らしの提案も。日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト。

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