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自分らしさをとり戻す季節「梅雨」。少し変わった紫陽花の楽しみ方

2013/06/05 13:04 投稿

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こんにちは、広田千悦子です。

爽やかに吹いていた風の中に、いつの間にかしっとりとした空気が入り交じると、徐々にからだになんとなく重みを感じるようになってきます。いよいよ今年も梅雨がはじまりましたね。


梅雨時は、こころの秩序をとり戻すチャンス

曇りや雨の日が多くなって、気分が重くて嫌だなあ、と感じる方も多いと思うのですが、実は、梅雨は「自分らしさ」をとりもどすのにぴったりの季節

というのも、4月に新年度がはじまり、あちらへこちらへと忙しく......ずっと落ち着かない気もちが続いていた方も多いことでしょう。すなわち、時期的にも、そろそろ気持ちの秩序をとり戻したい、自分らしくいたい、と思う頃なんです。

ふわふわっと軽やかで、爽やかな空気は、とかく私達の気持ちを外へとつれていくような働きをしますが、反対に梅雨時の空気の重みは、どっしりと大らかに気持ちを落ち着かせてくれます。そんな、変わりゆく季節の力をかりて、気持ちのバランスを整えましょう


季節の変化に合わせ気持ちを切り替えるヒント

なかでも、梅雨は、いつもと違った視点を持ち、世界の見方を変えることを学ぶチャンス、変化を学ぶ時期でもあるのです。そうはいっても、梅雨はうっとうしいという先入観が強すぎて、なかなか気分を変えられない、という方も多いでしょう。そんな人のために、身近にある季節のもので気持ちを切り替えるヒントをご紹介します。


紫陽花の花びらのグラデーション

梅雨の時期の花といえば、やっぱり「紫陽花(あじさい)」。
こんもりとした手まり型の紫陽花も可愛らしいですが、おすすめなのは風情のある日本原種の「がくあじさい」。名前も「土佐涼風」「美方八重」「藍姫」など、美しいものばかりで、その響きを聞くだけで気持ちがあらわれていくようです。

たくさんの魅力がある紫陽花ですが、ここで注目したいのは、色の微妙な変化。ひとつひとつの花のグラデーションをみていきましょう。

紫陽花の種類にもよりますが、よく見ると違う色がふれていますが、花びらの中でうまくぶつからないようにきれいな色になっています。これは違う者同士でも、バランスをはかり、とけあうことができれば、どちらの色にもない新しい美しさを生み出す、ということを教えてくれています。

変化を迫られたり、新しい出会いに躊躇したり。この時期は、新しい世界に飛び込んで、そろそろ迷いがたくさん心につもる頃。紫陽花の色の移りゆくさまや、ひとつの花びらに起きている、異なる色同士の出会い。その変化を、まずは発見してみましょう。

そこから受け取るメッセージは人それぞれ。自然の中に、自分の気持ちを重ねてみる習慣を付けていくと、その時、その人にとって必要なことばが胸にうかんでくるはずです。

(広田千悦子)

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