仕事もフル回転、挙句の果てには忘年会やクリスマスパーティーと、年末は寝不足に肌の調子もイマイチ、胃もお疲れ気味で冷えも気になる……いったい何重苦!?というコンディション(状態)の方も多いことでしょう。
そういう方に特にオススメなのが、仕事のあいまの一杯を「薬膳茶」に変えること。
「漢方」は、5〜6世紀に大陸より伝来した中国医学が日本独自に発展したもの。その「漢方」のベースとなる中国では『お茶は万病の薬』とされ、カラダの不調を食べ物で改善しようという「医食同源=薬膳」という考え方が根付ています。お茶も「薬膳茶」として、気軽にできる健康管理として当たり前のように飲まれのが一般的。
じつは、このお茶、現代女性の「冷え」「イライラ」「肥満」の3大不調も解決しちゃう強い味方なのです。つまり、女性をキレイ&元気にする3大効果 「温める」「スッキリする」「出す」なのです。
<温める>
・紅茶(生姜やシナモンと一緒に飲むとより効果的)
・プーアル茶
・ジャスミン茶
・マイカイ花(バラの蕾茶で「メイグイホワ茶」とも言われ、ビタミンCが豊富で美肌やストレス発散、血液サラサラ効果も期待できます)
・コーヒー(意外と知られていませんが、カラダを温める作用があります。ただ利尿作用が高く、イライラする時、不眠体質退室、胃腸が弱いという方はNG)
<スッキリする>
・花茶(ジャスミン、マイカイ、真珠花など)
・陳皮茶(ミカンの皮)
・紫蘇茶
・菊花茶(熱を冷ます効果や、目の疲れ、ドライアイにも効果的)
<出す>
・プーアル茶(脂肪分解作用が高い)
・サンザシ茶(消化不良に効果的)
・ハト麦茶(むくみに効果的)
・たんぽぽ茶
・ココア(利尿作用、血液サラサラ、心身の緊張を緩和する効果があります)
この冬、私が実践しているのは「温める」をキーワードに選んだ「薬膳茶」を朝、昼、晩の3回に分けていただくというもの。時間毎に紹介すると以下のとおり。
<朝>ショウガ紅茶orシナモン紅茶
<昼>食事前後にはプーアル茶
<夕方>ジャスミン茶、凍頂烏龍茶、東方美人など香りが高い烏龍茶でイライラを静めるか、
みかんの皮をプーアル茶に入れて、意識的にリフレッシュ。気の巡りをよくする効果もあり、血液の流れも改善してカラダを温めてくれます。
<夜>プーアル茶でデトックスorリラックス効果のある菊花茶で仕事モードをオフに切り替えて、おやすみタイムに。
冬は、日本茶や緑茶などの茶葉の発酵度が低いお茶はあまり飲まないようにしています。なぜなら、茶葉は発酵度が高いほど、カラダを温める作用があると言われから。
一般的な順番として、カラダを温めてくれるお茶を色別で分けており、は以下のとおり。
1.黒茶(プーアル茶)
2.紅茶
3.青茶(烏龍茶 種類によって異なる)
4.白茶
5.緑茶
また、応用編として色々な漢方食材をブレンドして、自分のコンディションにあったオリジナルのお茶を作ることもできます。
私が常備している薬膳茶は、その名も「美巡茶」。菊花、クコ、棗、人参、陳皮、当帰などをオリジナルでブレンドした、女性特有の冷え症や肩コリ・頭痛などの体質改善にうれしい作用があるもの。こちら、私の周りでも「おいしい!」と好評なんですよ♪
自分のコンディションを知って、その時その時で合うお茶のTPOを試してみてくださいね。
★もっと、漢方を知りたいという方に朗報です!
私が直接講師をする『はじめての漢方』お教室が開催されます。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ、どうぞ!只今、受付中です。詳しくはホームページまで
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
オフィシャルホームページ>>
オフィシャルブログ>>
■あわせて読みたい
・今も昔も35歳が老いはじめ!? そんな通説に負けない、美力を鍛える「深呼吸」
・冷え対策の鉄板「生姜」「ホットヨガ」に落とし穴が……! 間違ったとりいれ方は冷えのもとに!
・あなたの眠りはどのタイプ? 睡眠トラブルはタイプ別に「ツボ」と「香り」でケアしよう!
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「漢方」は、5〜6世紀に大陸より伝来した中国医学が日本独自に発展したもの。その「漢方」のベースとなる中国では『お茶は万病の薬』とされ、カラダの不調を食べ物で改善しようという「医食同源=薬膳」という考え方が根付ています。お茶も「薬膳茶」として、気軽にできる健康管理として当たり前のように飲まれのが一般的。
じつは、このお茶、現代女性の「冷え」「イライラ」「肥満」の3大不調も解決しちゃう強い味方なのです。つまり、女性をキレイ&元気にする3大効果 「温める」「スッキリする」「出す」なのです。
<温める>
・紅茶(生姜やシナモンと一緒に飲むとより効果的)
・プーアル茶
・ジャスミン茶
・マイカイ花(バラの蕾茶で「メイグイホワ茶」とも言われ、ビタミンCが豊富で美肌やストレス発散、血液サラサラ効果も期待できます)
・コーヒー(意外と知られていませんが、カラダを温める作用があります。ただ利尿作用が高く、イライラする時、不眠体質退室、胃腸が弱いという方はNG)
<スッキリする>
・花茶(ジャスミン、マイカイ、真珠花など)
・陳皮茶(ミカンの皮)
・紫蘇茶
・菊花茶(熱を冷ます効果や、目の疲れ、ドライアイにも効果的)
<出す>
・プーアル茶(脂肪分解作用が高い)
・サンザシ茶(消化不良に効果的)
・ハト麦茶(むくみに効果的)
・たんぽぽ茶
・ココア(利尿作用、血液サラサラ、心身の緊張を緩和する効果があります)
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<朝>ショウガ紅茶orシナモン紅茶
<昼>食事前後にはプーアル茶
<夕方>ジャスミン茶、凍頂烏龍茶、東方美人など香りが高い烏龍茶でイライラを静めるか、
みかんの皮をプーアル茶に入れて、意識的にリフレッシュ。気の巡りをよくする効果もあり、血液の流れも改善してカラダを温めてくれます。
<夜>プーアル茶でデトックスorリラックス効果のある菊花茶で仕事モードをオフに切り替えて、おやすみタイムに。
冬は、日本茶や緑茶などの茶葉の発酵度が低いお茶はあまり飲まないようにしています。なぜなら、茶葉は発酵度が高いほど、カラダを温める作用があると言われから。
一般的な順番として、カラダを温めてくれるお茶を色別で分けており、は以下のとおり。
1.黒茶(プーアル茶)
2.紅茶
3.青茶(烏龍茶 種類によって異なる)
4.白茶
5.緑茶
また、応用編として色々な漢方食材をブレンドして、自分のコンディションにあったオリジナルのお茶を作ることもできます。
私が常備している薬膳茶は、その名も「美巡茶」。菊花、クコ、棗、人参、陳皮、当帰などをオリジナルでブレンドした、女性特有の冷え症や肩コリ・頭痛などの体質改善にうれしい作用があるもの。こちら、私の周りでも「おいしい!」と好評なんですよ♪
自分のコンディションを知って、その時その時で合うお茶のTPOを試してみてくださいね。
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photo by Thinkstock/Getty Images
text by 余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
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大手広告代理 店・外資系企業勤務を経て、2007年より美容家へ転身。女性が年齢を重ねるごとに、より魅力的に過ごせるライフスタイルを提案。 その柱として『美巡』(ビジュン)をポイントとしたオリジナルメソッドなどがあり、「漢方」と「美・健康」を絡めた内容が好評。ま た、広告宣伝・SP業務に長年携わっていた知識と経験を活かし、PRコミュニケーションアドバイザーとしても活躍中。著書に「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。
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