眠れない夜は誰にでもあるもの。
例えばそれが、考えるだけでもむしゃくしゃするほどの出来事や、暗い気持ちになる考えごと、心が落ち着かない心配ごとなどに気をとられてしまっているのが原因なら、「リモコン操作睡眠」がおすすめです!
「Cahier d'exercices pour bien dormir」によると、イメージの中でリモコンを操作すして、負の考え事を片付けるというもの。やり方は簡単です。以下の通り↓
(1)ベッドに横たわり、目の前の壁に、巨大なスクリーンを描くイメージをしてみます。
(2)原因となる出来事について思い出す一場面を、そこに大きくうつし出してみます。
(3)想像の中でリモコンを操りながら、その場面の色、明るさ、濃度、イメージの大きさなどをいろいろと変えてみます。この時、ボタンを押すところまでイメージをします。
(4)そこに、頭の中で心地よいと感じるバックミュージックを流します。場面がうつし出されている巨大なスクリーンが、徐々に小さくなり、紙切れになるまでその音楽を頭の中で流し続けます。
(5)最後に、その小さくなった紙切れが、月まで飛んでいくところをイメージしたら、今こそ眠りにつく瞬間。ぐっすり眠れるはずです。
イヤな出来事は、もはや過去のこととして、二次元の世界に存在するようなもの。だから紙切れのように小さく丸めて捨ててしまえるのだ、と思わせてくれるのがこの方法です。
体内に何かを摂取して眠る方法を選ぶ前に、自分の想像力で負の出来事に勝ってしまえたら、自分にも自信がつきそうです!
[「Cahier d'exercices pour bien dormir」-ESF éditeur]
(下野真緒)
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