人間は自分の話をしたいもの。聞き上手になると、相手は存在を認められたと言う気持ちになり、信頼や共感の関係がうまれやすくなるといいます。良好な人間関係を築きたいなら、聞き上手になるのが良さそう!
そこで、聞き上手になるためのポイントをご紹介します。
聞き上手になるための6つのポイント
1.話し手のことをちゃんと見る
相手の目を見て話す......とよく言いますが、聞くときも同じ。相手に顔や体をしっかりと向けて、「あなたの話を聞いてます」と、態度で示すことが大事。
2.聞きながら何を言おうか考えない
話を聞きながら、つい「次はこう言おう」「質問にはこう答えよう」と自分の発言をシュミレーションしてしまいがちですが、それだと相手の話に集中していないということに。意外とそういうことはわかってしまうものだし、受け答えが中途半端なものになってしまうことも。
3.話を中断しない
話を遮られるのは気分のいいものとは言えませんし、突然に話題を変えたりすることも「話がつまらなかったんだ」と思わせてしまうことに。質問したいときも相手の呼吸に合わせて「ところでさっきの......」と聞く方がいいかも。
4.話を先回りしない・横取りしない
話の途中で「それ知ってる、~でしょ?」と先回りをしたり、たとえば旅行の話をしていて「私も〜行ったことあるけど......」と、話題を横取りしてしまうのは印象も悪いし、相手の話す気をそいでしまいます。それではなかなか心を開いてもらえないことに。
5.オウム返しをする
相手の言ったことを「●●はこう思ったんだね」と、繰り返すことはとっても効果的。「あなたことを認証しています」ということを伝えられるので、相手は安心感を持ってくれます。愚痴などコメントしにくいときにも、聞いているということを伝えるだけで相手はほっとするもの。
6.話から何かを学ぼうという気持ちで聞く
相手の話に集中することが自然とできるし、「自分は今、受け手である」ということを自覚することにも。実際、自分とは経験も考え方も違う人の話には学びがあるというものです。
腕を組んだり、脚を組み替えたり、ついついやってしまいがちですが、これらの行動はマイナスの印象を与えるので避けたいもの。ましてや、携帯電話を手に取ったりするなどというのはもってのほか!
親しくなるとおざなりにしてしまうこともあるので、しっかりと心にとどめておくことにします。
photo by Thinkstock/Getty Images
(杉本真奈美)
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