冬も本番を迎え、乾燥が気になる季節。お肌の乾燥は、こまめにケアしていると思いますが、体の乾燥のケアもしていますか?(photo by Thinkstock/Getty Images)
乾燥する冬に、本当に気をつけなくてはいけないのは、実は、体の乾燥なんです。体が乾燥している状態というのは、脱水症状と同じ!
汗をかいたり、喉が渇くことによって「脱水」の感覚がわかりやすい夏とは違い、なかなか気がつきにくい冬の「かくれ脱水」。下記の症状になっていたら要注意です!
・手先の皮膚がかさつく(カサ)・口の中が粘る(ネバ)・やる気や食欲の低下(ダル)・めまい・たちくらみ(フラ)
まさか「脱水症状」が原因とは思えないような症状もありますが、この「カサ、ネバ、ダル、フラ」こそが「脱水症状」のサイン。
さらに、風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどに感染してしまうと、発熱、下痢、嘔吐などにより、脱水症状はさらに悪化してしまいます。その場合、水分を補給するためには、ただの「水」では不十分です。水の他にも、ブドウ糖やナトリウムを含んだものでなければ効果はありません。
そこで有効なのが「経口補水液」。「経口補水液」とは、塩分・電解質・糖の配合が、体液とよく似た成分バランスを持つ飲料のこと。一般的なスポーツ飲料よりも塩分が多く、糖分が少なくなっています。あまり美味しいと思えるような飲み物ではありませんが、この塩分バランスこそが、体内へ水分吸収を促す秘密。
「経口補水液」はドラッグストアで購入することができますが、家にある調味料で簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみることをおすすめします。
■経口補水液の作り方【材料】水:1リットル砂糖(上白糖):20〜40g塩:3gレモン:適量
【作り方】沸騰させて冷ました清潔な水とその他の材料を合わせ、味を調整して作ります。清潔な保存も怠らないでくださいね。【飲み方】「飲む点滴」のイメージで、ゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。「経口補水液」の1日あたりの摂取目安は、成人で500〜1000ml。(詳しくはこちら>>)
先日風邪を引いてしまった私もさっそく試してみたのですが、意外にも「けっこうイケる」味でした。ただ、「かくれ脱水」について詳しく書かれているウェブサイト「かくれ脱水Journal」によると、「経口補水液」を飲んで「美味しい」と感じる時は、脱水症状の疑いが濃厚、すなわち「かくれ脱水」だったということ……なのだとか。
「カサ、ネバ、ダル、フラ」の異変を感じたら、「経口補水液」で水分補給をして、「かくれ脱水」の進行を防ぎましょう。体の内側からうるおって、楽しい年末年始をお過ごしください。
[かくれ脱水Journal]
text by 石川裕子
-------------------------------------------------------------------------------
ハワイ島で写真教室・ウェディングや記念写真を撮影するフォト・エージェンシー「三日月カメラ」代表。大手新聞社にて報道カメラマンとして勤務後、ハワイ島へ。ハワイ州マッサージ・セラピスト・ライセンスを取得。猫とウクレレをこよなく愛し、夜な夜なサザンを弾き語っています。
三日月カメラ>> ブログ>> Facebook>>
■あわせて読みたい
・ほどよいソーシャル目指しませんか? ほっこりするクリスマスのオーナメント
・もう手放せないっ! 通販生活の「足湯たんぽ」を買ってみた。
・スタバで気軽に社会貢献! 読まない本でオーディオブック支援
・こんなにラクチンでいいの? 忙しい年末にうれしい、今どきの年賀状サービス!
乾燥する冬に、本当に気をつけなくてはいけないのは、実は、体の乾燥なんです。体が乾燥している状態というのは、脱水症状と同じ!
汗をかいたり、喉が渇くことによって「脱水」の感覚がわかりやすい夏とは違い、なかなか気がつきにくい冬の「かくれ脱水」。下記の症状になっていたら要注意です!
・手先の皮膚がかさつく(カサ)・口の中が粘る(ネバ)・やる気や食欲の低下(ダル)・めまい・たちくらみ(フラ)
まさか「脱水症状」が原因とは思えないような症状もありますが、この「カサ、ネバ、ダル、フラ」こそが「脱水症状」のサイン。
さらに、風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどに感染してしまうと、発熱、下痢、嘔吐などにより、脱水症状はさらに悪化してしまいます。その場合、水分を補給するためには、ただの「水」では不十分です。水の他にも、ブドウ糖やナトリウムを含んだものでなければ効果はありません。
そこで有効なのが「経口補水液」。「経口補水液」とは、塩分・電解質・糖の配合が、体液とよく似た成分バランスを持つ飲料のこと。一般的なスポーツ飲料よりも塩分が多く、糖分が少なくなっています。あまり美味しいと思えるような飲み物ではありませんが、この塩分バランスこそが、体内へ水分吸収を促す秘密。
「経口補水液」はドラッグストアで購入することができますが、家にある調味料で簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみることをおすすめします。
■経口補水液の作り方【材料】水:1リットル砂糖(上白糖):20〜40g塩:3gレモン:適量
【作り方】沸騰させて冷ました清潔な水とその他の材料を合わせ、味を調整して作ります。清潔な保存も怠らないでくださいね。【飲み方】「飲む点滴」のイメージで、ゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。「経口補水液」の1日あたりの摂取目安は、成人で500〜1000ml。(詳しくはこちら>>)
先日風邪を引いてしまった私もさっそく試してみたのですが、意外にも「けっこうイケる」味でした。ただ、「かくれ脱水」について詳しく書かれているウェブサイト「かくれ脱水Journal」によると、「経口補水液」を飲んで「美味しい」と感じる時は、脱水症状の疑いが濃厚、すなわち「かくれ脱水」だったということ……なのだとか。
「カサ、ネバ、ダル、フラ」の異変を感じたら、「経口補水液」で水分補給をして、「かくれ脱水」の進行を防ぎましょう。体の内側からうるおって、楽しい年末年始をお過ごしください。
[かくれ脱水Journal]
text by 石川裕子
-------------------------------------------------------------------------------
ハワイ島で写真教室・ウェディングや記念写真を撮影するフォト・エージェンシー「三日月カメラ」代表。大手新聞社にて報道カメラマンとして勤務後、ハワイ島へ。ハワイ州マッサージ・セラピスト・ライセンスを取得。猫とウクレレをこよなく愛し、夜な夜なサザンを弾き語っています。
三日月カメラ>> ブログ>> Facebook>>
■あわせて読みたい
・ほどよいソーシャル目指しませんか? ほっこりするクリスマスのオーナメント
・もう手放せないっ! 通販生活の「足湯たんぽ」を買ってみた。
・スタバで気軽に社会貢献! 読まない本でオーディオブック支援
・こんなにラクチンでいいの? 忙しい年末にうれしい、今どきの年賀状サービス!
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。