大人数になることが多いため、カジュアルなアペリティフタイプのパーティーを好む彼らですが、その内容は必然的にフォアグラ、チーズ、パン、ジャム、生ハムなど。そこで、日本ではもはやコンビニのような感覚で利用できる「MONOPRIX(モノプリ)」という老舗スーパーの自社ブランドが、意外と大活躍してしまうのです。パリを訪れたことのある人なら、既に目にしているあのスーパー。
1930年代に創業されたパリの老舗スーパーである「MONOPRIX」は、店舗の数がフランスで最も多く、ニーズに合わせた展開方法をするなどそのバラエティも豊富です。閉店時間も22時と、フランスのスーパーとしては長めの営業。アクセス便利なところがパリジェンヌに人気です。
その自社ブランドである「MONOPRIX GOURMET(モノプリ・グルメ)」は、パッケージもおしゃれななうえ、意外と美味しく、その上リーズナブル! 高級ブランドの食材を買わずとも、ホームパーティで大活躍してくれるのです。
モノプリ・グルメがノエルの買物リストとして提案しているのが、フランス人に定番のフォアグラ(18.79ユーロ/240g)、サーモンフュメ(7.79ユーロ/150g)、フランスパンと食べるタラマムース(4.93ユーロ/100g)やキャビア(39.9ユーロ/30g)、マカロン(8.95ユーロ/8タイプの味24個入り)やさっくりショコラなど様々なガトーまで、リーズナブルな値段で買えるおしゃれな高級ライン。
もちろん、旅行者にとっても、パリのエスプリがたっぷりとこのラインは、お土産に買うにも最適です。ちなみにモノプリは、20年以上も前から既に、リサイクルやオリジナルエコバックに至るまで、エコ活動に積極的に取り組んできたスーパーでもあります。
日本のクリスマス向けのコンビニグルメと比較した時、その品揃えに食文化の違いが現れるのも興味深いところ。パリジェンヌにならって、気軽にホームパーティ開いてみてくださいね!
photo by Thinkstock/Getty Images
[MONOPRIX GOURMET]
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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