明後日5月15日はヨーグルトの日です。これは、ヨーグルトのよさを世界に広めたロシアのメチニコフ博士の誕生日にちなんだもの。
塩ヨーグルトで太りにくい体になる!
ヨーグルトといえば、ヘルシーな食生活に取り入れたい塩ヨーグルト! 無糖ヨーグルトに塩を加えた塩ヨーグルトは、乳酸がタンパク質を柔らかくする性質を生かして、肉料理をマリネにしたり、きゅうりやナスの漬け床にしたりと使い方は様々。また、ヨーグルトと塩はかなりの好相性で、整腸作用が高まるほか、ナトリウムとカルシウムの作用で太りにくい体を作ってくれます。
日本で塩ヨーグルトというと、新しいモノに思えますが、塩ヨーグルトの発祥地といわれるトルコを筆頭に、中東・インド・東欧などのユーラシア大陸の中央部では、古来からさまざまな塩ヨーグルト料理が食されてきました。
インドの「ライタ」は、女性の味方
インドでは、塩ヨーグルトを使った「ライタ」というサラダが、カレーや肉料理に添えられています。これは、その日の体調に合わせて具材やスパイスの調合を変え、薬膳的な意味で食べることもあります。「ちょっと今日は体がだるいなあ〜」という日に一品添えると良いかも。ここで、材料を混ぜ合わせるだけの症状別ライタのレシピをご紹介します。
症状別ライタのレシピ
作り方は、各材料を混ぜ合わせるだけ!
◎胃もたれ、胃が痛い時に:大根おろしのライタ
甘くて辛い大根おろしが、ヨーグルトに意外とマッチします。
<材料>
塩ヨーグルト:適量
大根おろし:適量
刻んだ香菜:適量
スパイス粒(マスタード、クミン):お好みの量
食用油:少々
◎貧血や女性特有の悩みに:ビーツのライタ
鮮やかなピンク色をしたライタで、女性特有の血の悩みを解決すると言われています。
<材料>
塩ヨーグルト:適量
ビーツ:ゆでたもの。さいの目切りでも、フードプロセッサーにかけてもよい
スパイス粒(マスタード、ごま):お好みの量
グリーンチリ:お好みの量
食用油:少々
砂糖:お好みの量
日本でも塩ヨーグルトを使ったレシピ本が多く出されています。塩ヨーグルトプラス何かで、不調が改善されるなら、トライするべき!
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)