血流をアップさせ、老廃物を体の外へと追い出してくれたり、新陳代謝を活発にして女性ホルモンを促してくれたりするのは周知の通り。でも、同時に入浴は、お肌を乾燥させてしまうという事実を知っていますか?
お風呂からあがると、体温が高くなり、皮脂がソープなどで洗い流されているため、水分が蒸発しやすい状態になります。そんな状態のままでいると、お肌はどんどん乾燥するばかり。そこで、入浴後10分以内のボディケアが大切になります。お風呂から上がったらすぐに、ローションやクリームなどで保湿ケアをしっかりしましょう。フタが開ききった状態のお肌に、スキンケア成分をたっぷりと取り込ませるタイミングが、この10分なのです。
また、スキンケア効果のある入浴剤を使うのも効果的! 背中のような手が届きにくいところには、特に重宝します。入浴剤をより効果的に使うなら、お風呂に浸かったあとのかけ湯は、シャワーを使うのではなく、あらかじめ取り置きしておいた入浴剤の入ったお湯を浴びるようにすると、スキンケア効果が得られます。
入浴後の保湿ケアにプラスして、実践したい美肌をつくる方法は、以下の3つ!保湿ケアにプラスして実践したい美肌をつくる方法
■体を洗う際に、ごしごしとこすり過ぎるのは控えて。泡やスクラブで十分に汚れがとれるので、力加減に注意。■乾燥肌、ニキビ肌にとって天敵となるのが長時間+高温の入浴。冬は40度のぬるめのお風呂に5分程つかる。トラブルのない肌なら、15分程度が理想的。■お風呂上がりの体の内側からの水分補給も忘れずに。
毎日の小さな積み重ねが、極上の美肌をつくってくれるはず! さっそく今日から実践してみてくださいね。
photo by Thinkstock/Getty Images
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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