日本ではクリスマスといえば「恋人たちの日」のように認識されていますが、じつは家族で過ごす「感謝」の日。

家族をはじめ、1年間お世話になった友人知人にクリスマスカードを送り、1年の感謝の気持ちとよい年を願う気持ちを伝えます。

今回は、(私の)感謝を贈りたい人別でおすすめのエシカルなブランドをご紹介します!
◆学生時代からの親友に
・Hovey Leeのアクセサリー



Hovey Leeの好きなところは、とにかくデザインのバラエティが豊富で値段がお手頃。ごつめのロックなリングから繊細でエレガントなネックレス、淡い色味の甘いピアス、ミニマルなモード系もあり。とにかくデザインの幅が広いので必ず何か見つかること間違いなし。

プレゼントにもちょうどいい価格帯(5000〜)です。フェアトレードの基準を守った素材を調達し、高い透明性を心がけています。また、チャリティーにも積極的で、ユニセフほか、がんやエイズの支援を行うNGOなどにも寄付をしています。

◆お世話になった先生に
・Reem×HASUNAコラボのスプーンブローチ



世界中を旅して集めたアンティークやヴィンテージ・アイテムをカスタマイズした独特のコレクションを展開するロンドンのデザイナーReem Alasadi。原宿ラフォーレのエントランスでテントのショップで、毎年、期間限定で販売を続けています。

今年は特別! エシカルジュエリーブランド・HASUNAとコラボレーションでジュエリーを販売しています。こちらの利益は東北地方太平洋沖地震で被災されたお母さんたちの支援活動を行う国際協力NGO JOICFPに寄付されます。

このスプーンアクセサリーは存在感もありながらさりげなくて、スカーフをよく巻いていた恩師に合いそうです。

◆お母さんに
・Proud Maryのホームアクセサリー



南米の明るいカラーリングに魅せられたデザイナーが世界各地の職人たちとテキスタイル開発を行っています。とにかく色がきれい! ちょっと色味が甘かったり、ミニマルなデザインに仕上げられているので、明るくヴィヴィッドな色でも全くうるさくなりません。

お家にあるとうれしくなるホームデコアイテムのほか、上質なトートバッグも新たに登場。ますます目が離せないブランドの1つです。

◆お父さんに
・artelusaのコルクアイテム



全世界のコルク生産量の半数を占めるのがポルトガル産のもの。Artelusaはそんなコルクを使用して雑貨を展開しています。実はコルクって、コルクガシと呼ばれる樫の木の「皮」の部分なのです。

何度も剥いで育てるのですが、最終的には150〜200年ほど生える強い生命力を持った木なのです。ただただ木を使うより、よりエコな木を選びませんか? というのがブランドのメッセージ。

コルクというと、ワインのコルクのイメージばかりでしたが、非常に柔らかいのでさまざまな製品に応用できるのだそうです。

◆自分へのご褒美に
・Ruff and Cut のBoulderコレクションのゴールドブレスレット



素材は18金のリサイクルゴールドとシエラレオネのフェアマインド(fair mined=フェアトレード採掘)ダイヤ、カナダの八面体ダイヤなどを使用。このブランドにはロックなマインドをそこはかとなく感じるのですが、Boulderコレクションはちょっと不思議なデザインが特徴で、そこがなんともいえずかわいい。

しかしIlluminationコレクションのような王道コレクションもあります。「人生はフランチャイズチェーンじゃない! 一人ひとり自分のジュエリーを持ちましょう」というブランドのメッセージもかっこいい。

価格帯が100万前後と、今までで最も高価格なのはツッコミなし! 今年1年よくがんばった! ということでねだるもよし、自分プレゼントでもよし。でも、100万円のジュエリーなんて、おねだりしても無理…?? 儚く夢に消えちゃいそうです。

それではみなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください♪

text by 渡部えみ
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グリーンライター。書籍編集、転職・派遣サイト等のコンテンツ企画・制作、心とカラダにいいことを発信するモバイルサイトのプロデュースなどを経験。現在、オーガニックコットンブランドの広報とともに、選ぶのが楽しくなるグリーンでエシカルなモノ・コトを文字で広める「グリーンライター」として活動中。「どうせ選ぶなら、自然にも社会にも、もちろん自分にもいいものを」がモットー。最近念願の手織りを始め、織っている間の“無”の感覚に癒される毎日。

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