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GWの締めは「みずがめ座η流星群」でキマリ! 宇宙のドラマを目撃しよう

2013/05/04 21:05 投稿

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みなさん、こんにちは。アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。いよいよゴールデンウィークも終盤をむかえ、この時季恒例「みずがめ座η(イータ、またはエータ)流星群」の到来です!

行楽地へ出かけている人にも、家でのんびりと過ごしている人にも、普段通りに仕事をしている人にも、星降る夜を体験するチャンスがめぐってきます。

みずがめ座η流星群は、毎年5月5日~6日頃に活動のピークを迎える流星群です。三大流星群ほどではありませんが、そこそこまとまった数が見られるので、私はゴールデンウィークの締めくくりに、毎年楽しみにしています。


5月5日の深夜から6日の明け方が見頃!

今年は、5月5日の深夜から6日の明け方までが一番の見頃。みずがめ座が東の地平線上に昇ってくるのは6日の未明なので、流星は東の方角から流れてきますが、実際に光って見えるのは、東の空だけとは限りません!

特定の方角の空だけを集中して見るよりも、空全体を見渡すようにしたほうが、流星をキャッチする可能性が広がります。みずがめ座を追いかけるようにして月も昇ってきますが、新月手前の細く欠けている状態なので、月明かりの影響は心配なさそうです

ところで、"流星群のモト"が何か知っていますか?
それは、彗星が太陽に接近する際に、軌道上にまき散らしてできた「チリの帯」。そのチリの帯の中を地球が通るとき、チリ粒子の群れが地球の大気に飛び込んできて流星群が現れるのです。そして、みずがめ座η流星群のモトは、あの有名なハレー彗星

つまり、みずがめ座η流星群を見ることは、ハレー彗星の名残りを目にするということ。一つひとつの流星は、遠い昔に彗星からこぼれ落ちた輝き。そう考えると、なんてロマンチックなんでしょう! ゴールデンウィークの最後は、時空を超えた、宇宙のドラマの目撃者になりたいと思います。

photo by Thinkstock/Getty Images

(景山えりか)

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