台湾は、日本に近くて気軽に行ける外国。台湾旅行の楽しみといえば、料理です! 小籠包、水餃子、屋台料理に台湾スイーツなどなど。でも、そろそろ毛色の違った料理も食べたいなあ......というリピーターにぜひトライしてもらいたいのが、コーヒー料理です。
台湾のコーヒーは日本人好みの味
コーヒー料理って何? というか、そもそも台湾とコーヒーってどんな関係なの? と不思議に思うかもしれません。
実は、台湾とコーヒーの歴史は古いのです。台湾のコーヒー栽培を盛んにしたのは、なんと日本人。戦前の日本統治時代に台湾各地で本格的なコーヒー栽培が行われました。そこで採れた良質なコーヒーは、日本に輸出され、昭和天皇にも献上されたのだそう。一世を風靡した台湾のコーヒー産業ですが、戦後は衰退し、80年代に地元の人たちの手で栽培が再び始まりました。
少ない栽培者の手で丁寧に作られる台湾コーヒーは希少価値が高く、そのぶん値段もかなり高価。しかし、オーガニックで大切に育てている農家も多く、「幻のコーヒー」を求めて台湾を訪れるファンも少なくありません。
想像を超えたコーヒー料理!
台湾コーヒーの産地は、雲林県の古坑や台南の東山が代表格。東山では飲むコーヒーだけでなく、コーヒーを使った料理もあるのです。例えば、コーヒー豆と炒めたチキンや、コーヒー味の水餃子など、台湾コーヒーのもつ濃厚な苦味を生かした料理を提供するお店が軒を連ねています。
現在、チャイナエアライン(中華航空)では、この東山のコーヒー料理を機内食として提供中。コーヒーがほのかに香るチキン料理など、未体験の味が楽しめます。台湾コーヒーが初めての人も、コーヒー料理に興味ある人も、一度試す価値ありです!
[チャイナエアラインによる台湾産コーヒー入り料理]
対象路線:台北(桃園)から福岡、広島、宮崎、札幌、名古屋、静岡、高松、韓国のソウル(仁川、金浦)などを結ぶ路線を飛ぶ旅客機のエコノミークラスが対象
※詳細はチャイナエアラインにお問い合わせください。
[参照元:Flyt eam]
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)