よく食べ、よく寝て、よく歩く。地球と自分をハッピーにするマイアクション

私たちが何気なくしている「眠る・歩く・食べる」。じつはこれ、自分が気持ちいいほうにシフトするだけで、地球にいいことに変わるそうなんです！

＜よく眠る＞
テレビやメールに時間を費やさず、よく眠りましょう。しっかり睡眠をとることは、電気の消費を抑え、地球を休めることにつながります。そして、自分自身も、心身ともにスッキリして、何をしてもずっとうまくいきます。

＜よく歩く＞
電車や車での移動が、当たり前になってしまっていませんか？ 歩くことは、私たちの生まれ持った機能。自然の中を歩く時間を持ちましょう。自然の中を歩くことで、心身の健康が得られます。自然に身を置き、自然とつながって、直に経験をすることで、すぐれた知恵や、深い知性がもたらされます。

＜よい食生活を送る＞
日本のお米、自分の地域で採れた野菜、オーガニックなものを選ぶことで、地球への負荷を減らし、何より、おいしい！ 自分を変えること、そして世界の問題を解決する第一歩は、今日の食事から始まります。

じつは、この言葉、サティシュ・クマール氏が提唱していることの一部なんです。

サティシュ氏は、真に持続可能で豊かな社会を創り出していくための国際的な教育機関シューマッハー・スクールを立ち上げ、エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス」の編集長も務めるイギリスの思想家。

日本での注目度も高く、今回のイベントは、定員の300名を超え立ち見が出るほどでした。

「自然派の私と、都会派の彼。どうすればうまくやっていくことができますか？」という質問に、サティシュ氏の答えは...

「彼はきっと、自然欠乏症なのですね。あなたの愛を発揮して、自然のよさを思い出させてあげてください。たとえば、彼に付き合って都会でデートをしたら、次は、あなたが富士山に誘ってみて。そして、富士山の頂上でキスするんです！そうすれば、きっとうまくいきます。」

ユーモアのある語りに会場も笑いに包まれました。地球のためにも、まず自分が健やかで幸せでいること、ユーモアが幸せを運んでくるんですよ、という言葉にも思わず納得！

日本のエコロジストとして注目される加藤登紀子さんや、益戸育江（旧芸名：高樹沙耶）さんからの問いかけに答えるサティシュ氏のシンプルな言葉は、DVDブック『サティシュ・クマールの　今、ここにある未来 with 辻信一』で、聞くことができます。

DVDブック「サティシュ・クマールの　今、ここにある未来 with 辻信一」
3,500円(税込)

（渡部えみ）