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こんなに「栗!」を感じるのは初めて。農家をサポートするベジターレの極みモンブラン

2020/10/26 06:00 投稿

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わたしたちの心地よい暮らしに役立つもの。わたしたちが暮らすうえで積極的に選びたい、社会や環境に優しい商品。みんなにとって気持ちがいいアイテムやサービスを、編集部がピックアップ

今回は、日本の野菜・果物農家のブランド化をはかり、その魅力を世界にも広めるべく、生産者とともに製品開発を行う「ベジターレ」をご紹介。

野菜づくり職人たる農家のサポートが命題

野菜や果物を使ったスイーツなどを開発するにあたり、創業時、全国の産地巡りを行ったベジターレ。そこで改めて気づかされたのは、生産者とは職人である、ということだったそう。農家の情熱を目の当たりにし、製品をただ販売するのではなく、彼らが野菜作りに専念でき、販売サポートや産地のブランド化にもつながる仕組みや製品を考えることに。

たとえば、黄金色の液色をしたトマトジュース「トマトクリスタル」。県内有数のトマト産地だった福井市は、生産者の減少が進み、出荷高が大幅に下落。この状況を危惧したJA福井県とトマト部会と三団体共同で開発されたトマトクリスタルは、いまでは五つ星ホテルで提供されるほど高評価を得るようになり、商品を通じて産地を訪れてみたいという声まで届くようになったといいます。

新製品は、モンブラン。これまで味わっていたのは、栗じゃなかった!?

このように農産物のブランド化を通じ、産地の活性化をはかるベジターレが、2020年10月に発売した新製品が「熟成和栗のモンブラン」。茨城県産のブランド栗「いわまの栗」の味わいが、ストレートに伝わる仕上がりです。

舌触りなめらかないわまの栗ペーストが何重にも重ねられた「熟成和栗のモンブラン」2,484円(税込)※別途クール便代。しっとりとした栗のやさしい甘みと、ザクザクとしたクッキー生地の甘さとのバランスが絶妙。

「モンブランを開発するにあたり、丹波や能登、熊本、岐阜など、栗の名産地をまわりました。どこの栗もすばらしかったのですが、いわまの栗の雑味の少ない、上品で繊細な味わいは、わたしが栗に対してもっていた印象をひっくり返してくれました。同時に、自分がいままで食べていたモンブランの味というのは、栗の風味というより、ラム酒やブランデーの味わいだったのだと気づかされたんです」(ベジターレ・向後容代さん)

生産者の栗愛から編み出された、栗と環境に気遣った栽培と加工法

いわまの栗のおいしさの秘訣は、大きく2つあります。

まず1つは栽培方法。栗にとって最大限心地よい環境を目指し、栗がのびのび太陽の光を浴びるよう、剪定や草刈りなど、徹底した整備がなされているのです。

2つめは、卓越した栗の加工技術。栗は鮮度が命ゆえ、収穫したての栗を畑から近い加工場へとすぐに届け、鮮度を保持。

「そして0からマイナス2度の低温で熟成させ、デンプンを糖へと変化させることにより、甘みと奥深いコクを引き出すんです。栗は虫がつきやすい作物のため、一般的に燻蒸処理を行うのですが、いわまの栗には人体や環境に負荷をかけると言われる燻蒸処理は施しません。こういった生産者の姿勢や、加工工場の方の栗に対するこだわりと手間暇かけた栗の選別、加工、そして何より栗愛に惚れ込みました」(向後さん)

リボンつきの可愛い缶に入って届くので、贈り物にもぴったり。

大切に育てられ、加工された栗の風味を損なわぬよう、モンブランクリームに香りづけのリキュールは一切使用されていません。また脂肪分が多いバターを使うと栗の風味がバターに負けてしまうことから、生地にはグラスフェッドバターを採用。時間が経ってもサクサク感が損なわれません。

環境に気遣う栗農家のサポートにつながる=ロハスにつながる、至福のモンブラン。甘いものを食べるのに罪悪感を抱く人にこそおすすめしたい逸品です(いっぱい食べたい)。

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ベジターレ, 熟成和栗のモンブラン

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