年齢を重ねるにつれ言霊という言葉があるように、モノにも魂があるのでは?と感じるようになりました。素材選びから製品になるまで、さらに手元に届くまで多くの人が関わっています。だから、できるだけ素敵な思いがつまったモノを身につけたい、と思います。
そんなたくさんの人の思いがつまったブランドを、最近知りました。それが日本から世界へ発信しているブランド「TANILAG(タニラグ)」です。バッグをメインに取り扱っているタニラグのバッグは、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインで、スタイルを選ばずに持つことができます。バッグの他にも靴やストール、メンズのバッグも取り扱っています。
(バレリーナ:各18,900円 税込)
そんなタニラグは、実はフェアトレードブランド。日本、韓国、モンゴル国の3カ国からなるアジア人チームと、英国セントマーチンズ(Central Saint Martins )のデザイナーが企画チームを結成し生まれました。コンセプトは「意志、知性、品格」。豊かな感情としなやかな意志をもち、媚びることなく自分を表現できる個性を持った、現代を生きる女性たちへ向けて展開しています。
素材は、倫理性と正当性の欠如するものは一切使用せず、環境に配慮した素材を優先的に使用しています。さらに、その収益の一部は、モンゴル国の子ども支援へあてられています。
フェアトレードブランドであることをひけらかさず、持つ人だけがわかるストーリー。そんなバッグを持てば、タニラグのコンセプトである「意志、知性、品格」のある女性に少しだけ近づけそうな気がします。
(マイロハス編集部/篠田)