間もなくやってくるGW。今年はやみくもに予定を埋めるのではなく、ひとりで過ごす時間も大切にしようと思っています。
そこで、実践したいのが瞑想です。以前マイロハスでもご紹介したように、瞑想にはストレスから心と精神を解放してくれる効果があります。瞑想は座るスペースさえあればどこでもできますが、せっかくのGWなので、思いきって高野山で瞑想! なんて素敵です。
高野山は、およそ1200年前、弘法大師・空海が真言密教の聖地として開創しました。時を経た今でも日本人の心を惹き付けてやまない人気の場所です。こちらでは、宗派問わずに誰もが瞑想体験をすることができます。
高野山で行う瞑想は、ヨガなどではやったことがないという方の多い"阿字観瞑想(あじかんめいそう)"と呼ばれるもの。阿字観とは、深い内観を通して自身に内在する仏性(ぶっしょう)とコンタクトを行うこと。こう聞くと難しそうですが、きっと自分の心とじっくり向き合うことと同じだと感じます。
(左:蟠龍庭/右:金剛峰寺の僧侶)
そして高野山には、瞑想ができる貴重な場所があります。それが、金剛峰寺内にある阿字観道場。この道場があるのは、国内最大級の石庭・蟠龍庭(ばんりゅうてい)という静寂に包まれた美しい石庭の中。ここでは、瞑想が初めての人にも僧侶が丁寧に指導してくれるので、安心して身を任せることができます。
実際に参加してきたのですが、こちらの参加者の半数以上が一人での参加でした。また、近隣には宿坊が点在しているので、一泊すれば心と体両方のデトックスにもなります。
瞑想をしたことで人生が開けた、という話をよく耳にします。今年のGWがきっかけで、人生が好転するかもしれない思ったら、たっぷり瞑想してみよう、という気持ちになってきました。
[高野山 阿字観体験]
日程:平成25年4月27日(土)〜11月17日(日)までの毎日
場所:総本山金剛峯寺 阿字観道場
所要時間:1時間
定員:各回20名
費用:2,000円(金剛峯寺内拝料無料・大師教会授戒券付)
[参照元:高野山真言宗 総本山金剛峰寺]
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photo by Thinkstock/Getty Images
(知恵子)