自分軸で生きるフランス人女性たちは、身につけるものだけでなく、それを美しく着こなすための体づくりにもしっかり意識を向けています。
「あなたたち、パンツの下にはみ出たおしりはいらないのよ!」とは、バレエの先生のお言葉。バレエダンサーたるもの、という意味もあったのかもしれませんが、バレエをしていても、していなくても、ボディラインに関しては共通して同じような意識をもっているように感じます。
パリジェンヌは自分に合っていると思った方法を自由に選んで、生活のルーティンにうまく組み込んでいます。しかも、一度コレ! と決めると、大げさではなく一生続けます。
その証拠に……なるかどうかわかりませんが、パリの街にはダイエットグッズのようなものは全然売っていませんし、書店に行ってもトレーニング関連の本は、ほとんど置かれていません。
そう聞くと「パリジェンヌってストイック!」と思うかもしれませんが、負担に感じることはないそう。なぜなら彼女たちは、今、何をすることが少し先の未来の自分のためになるかを知っているからです。
若くても、歳をいくつも重ねていても、心と同時に体にも同様のしなやかさを求め続けているような印象を受けます。いくつになっても美しく、どこかセクシーであり続けるゆえんはそこにあるのかもしれません。
30日間の「KANAMI式バーオソル」をもっと見る
寝たままできる! パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル
1,436円
『寝たままできる! パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル』(日本文芸社)
バレエダンサーのために生まれたプログラムに、日本人の特性や抱える体の悩みに合わせてアレンジを加えた「KANAMI式バーオソル」。しっかりとした「体幹」と、しなやかな「柔軟性」を同時に叶えられる"身体矯正メソッド"です。ファンと選手をつなぐスポーツメディアサイト『ラブスポ』でもメソッドを紹介中。
KANAMI(かなみ)さん
バーオソルクニアセフメソッド®トレーナー、バレエダンサー、(株)Star Wisteria代表取締役。広島県生まれ。16歳よりフランス・カンヌ・ロゼラハイタワー・バレエ学校に留学。留学中にバーオソルクニアセフメソッドと出会い、創始者ボリス・クニアセフ氏の愛弟子であるジャクリーン氏より直接指導を受ける。その後、数々のバレエ団を経て、帰国。2020年1月、南青山に自身のパーソナルトレーニングスタジオをOPENした。
おしりが気になったらチェック
家でもできる自重トレーニングから元気回復ヨガ。簡単家トレ4選
※一部、著書の表記と異なる箇所がございます。
コメント
コメントを書く