肌の調子を整える、基本的な生活習慣
肌の調子を整えるには、早寝早起きを心掛け、体の冷えや乾燥を防ぐこととともに、毎日の食事を整えることが大切だという原美香さん。
まずは3食きちんと食べられるように食事時間を考え、それに合わせて生活時間を考えてみましょう。食生活を整えることで、自然と生活のリズムを整えていくことができます。
(「Diet Plus」より引用)
家にいる時間が長い今は、原さんのいう「肌にいい食生活」を習慣化するチャンス。さらに次のような「肌によい食材」をプラスすることで、春にゆらぎがちな肌を美しく保つことができそうです。
管理栄養士が教える、肌荒れケアにおすすめの食材
1.春が旬の「豆苗」はβ-カロテンの宝庫
ひとつ目は豆苗です。いつでも安価で手に入りやすい豆苗ですが、じつは春が旬。緑黄色野菜に分類されるほどβ-カロテンが豊富で、ビタミンC、食物繊維なども多く含まれている、原さんイチオシの食材です。
肌のことを考えたら、まずはβ-カロテンを摂りたいです。β-カロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは皮膚や粘膜をつくるとき、またその働きに関わります。ビタミンAが不足すると肌が乾燥してバリアが弱くなり、肌の調子を崩してしまします。
(「Diet Plus」より引用)
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と相性がよいのが特徴。豆苗は炒め物にすると火も入りやすく短時間で調理でき、忙しいときにも助かります。
2.ビタミンC豊富な「じゃがいも」を定番に
ビタミンCというとレモンやキウイを連想しますが、じゃがいもも侮れません。じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため、熱しても壊れにくいというのもメリットだと原さん。
ビタミンCは、ビタミンAとともに抗酸化ビタミンと呼ばれ、酸化を防ぐ働きがあります。肌の老化の大敵である活性酸素を防いでくれるので、肌の強い味方です。その他、ビタミンCは、コラーゲンをつくることも助ける大切な栄養素です。丈夫で生き生きとした肌をつくるにはとっても大切な栄養素となります。
(「Diet Plus」より引用)
炒め物、煮物、揚げ物と、多彩な料理に使えるじゃがいも。常温で保存できるので、備蓄食糧としても優秀です。
3.抗酸化ビタミンは「ピーナッツ、アーモンド」で
ビタミンEが豊富なピーナッツやアーモンドには、血液の流れをよくする働きが。栄養素を体に行き渡らせ、肌荒れにつながる冷えを防ぐためにも、ぜひ取り入れたい食材だと原さんはいいます。
ビタミンEは、ビタミンA、ビタミンCとともに抗酸化ビタミンです。これらは一緒に摂ると抗酸化作用が上がり、肌を整える効果が上がります。その他、ピーナッツ、アーモンドには食物繊維も豊富。排便を促し便秘のないからだは肌も整います。
(「Diet Plus」より引用)
ポイントは、塩分が加えられているものや、オイルコーティングしてあるものを避けること。手軽に食べることができるので、おやつ代わりにするのもいいですね。
肌の調子がよくなると、なんとなく気分も前向きになります。落ち込みがちなときだからこそ、「去年の春よりきれいな肌」を目指して、まずは食生活から変えてみませんか?
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10分で完成。高タンパクなささみと“美肌キープ”野菜でつくるサラダ
原美香(はら・みか)さん
管理栄養士。食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発などに携わる。一男一女の母としても奮闘中。
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コメント
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ふかしたじゃがいものサラダに炒めた豆苗とナッツを入れればいいのだな。きゅうりとハムとコーンのポテサラが好きなのだが。