家にこもりがちの日々。この波だった心をどう静めたらいいのでしょうか。

こんな時だからこそ、自らも修行を重ね人々の心の悩みに寄り添ってきた、僧侶の言葉が支えになります。

5名の僧侶の方々の声を集めてみました。今、必要な心との向き合い方、時代を乗り切るヒントにあふれていますよ。

自分と向き合い、自分を受け入れ、愛してみよう

切迫したムードに満ちているときには、つい弱音を吐いてはいけない、がんばらなくてはと自己犠牲的な考えに陥りがち。

けれど、自分を優しくすることは甘やかすこととは違うと話すのは、横浜にある林香寺住職でRESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長の川野泰周(かわの・たいしゅう)先生です。

自己肯定感を高めることは、自分のためだけでなく、他者を尊重してあげられる心の余裕も作ってくれるもの30日間で自己肯定感を上げるマインドセットやワークを紹介しています。

自己肯定感はなぜ必要? 禅僧が教える、自分に優しく生きていくヒント

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感謝とは、人間に大切なエネルギー補給

感謝の「感」は心が動くこと、そして「謝」は、ありがとうやごめんなさいと言うこと。感謝は誰かのために何かをする原動力になり、人とプラスに繋がろうとするきっかけになる、と話すのは、長光山陽岳寺の副住職、向井真人 (むかい・まひと)さんです。

人との触れ合いが制限されている今、小さなチャンスを見つけたら「感謝」を積み重ねてみる。それが自分自身の心の滋養になってくれるはずです。

「縁起」--禅語とは何でしょう? 「大いなる哉心や」--心はどこにあると思いますか? 「食事五観文」--食に向き合うこととは? 「看脚下」

姿勢を正して、深く呼吸する

どんなに心が元気をなくしても、ていねいに体と対話し、向き合っていくことで、命が本来持つ力を取り戻せていける。

横須賀にある独園寺の住職である藤尾聡允(ふじお・そいん)さんは、太極拳の師範でもある方。藤尾さんが、自宅でも簡単に実践できる「動禅」のエクササイズを動画でご紹介。

元銀行員で海外駐在も経験している経歴から、国籍や世代を超えて多くの人々が禅の教えを請いに訪れるとか。この記事では、「姿勢を正して、深く呼吸する」ことの大切さを語っています。

禅寺で聞く、正しい姿勢と呼吸の持つ力

瞑想で心をクリーニングするには

家にこもらざるを得ないこの期間を使って、瞑想にトライしようと考えている方も多いのでは。

瞑想とは、集中するのではなく、逃げ出そうと思っている「今」に心を留めること。鎌倉にある月読寺の住職、小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)さんは、そうすることで必要な浄化や癒しが勝手に起こってくると言います。1日の中で少しの時間を作り、シンプルに「今ここ」に向き合ってみましょう。

小池龍之介さんに聞く!「瞑想とは何か?集中しようとしていませんか?」

一日一言、心がラクになる言葉に触れたい

本当に必要なものは、捨てることで見えてきます。そして、捨てることで心が楽になります──。

神奈川県にある徳雄山建功寺の住職で、庭園デザイナー、美大教授でもある枡野俊明(ますの・しゅんみょう)さんによる著書『人生でいちばん大切なこと』(廣済堂出版)には、読むとすっと心が整う一言がつまっています。

マイロハス「30日間の禅僧のおことば」では、一日一言ずつその言葉をお届け。日めくりカレンダーのように紐解いて、今日を生きる指針にしてみては。迷って立ち止まってしまったとき、必要な道しるべを与えてくれるかもしれません。

物を捨てられますか?

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ポジティブに生きよう!

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