とはいえストイックなダイエットをしているわけではないと話すのは、管理栄養士の谷口美希さん。谷口さんが習慣化しているという、超シンプルな体型維持のルールを公開してくれました。
その1.19時までに夕食を終える
私たち管理栄養士は、なるべく遅い時間には食べないように、19時までには食事を終えるように心がけています。
(「Diet Plus」より引用)
谷口さんいわく、管理栄養士は「食べることが大好き」な人が多い職業。しかし、日中とくらべて活動量が落ち、体脂肪が蓄積されやすくなる夜の食事を早く済ませることで、太ることを防いでいるといいます。揚げ物やスイーツを食べたいときは、できるだけ早い時間に味わうのが太らないコツです。
その2.お菓子は量より質
お菓子を食べるときに意識しているのは、「満足感を高めること」。あまり深く考えずに、何となく手に取ったお菓子でとりあえずお腹を満たす……なんてことをしていませんか?
(「Diet Plus」より引用)
小腹がすいて、コンビニで買ってきたスナック菓子をポリポリ。気づけばひと袋あけてしまい、大後悔……というのはよくあるケースです。
おやつを食べたいときは「量」で空腹感を満たすのではなく、「質」で満足感を高めるのが谷口さんのやり方。香りのよい紅茶との組み合わせにこだわると、さらに満足感が高まるのだとか。
その3.体重は毎日測る
毎日決まった時間に体重を測ることで、程よい緊張感が生まれ、無意識のうちに気持ちを引き締めてくれます。
(「Diet Plus」より引用)
自分の変化を日々意識することは、ダイエット成功の近道です。体重計と仲よくなると、じつはいいことがたくさん。運動量を増やす、食事の量を控えめにするなど、「自然と減量を後押しするような行動をしやすくなる(「Diet Plus」より引用)」と谷口さんは語ります。
谷口さんが実践する3つのマイルールには、シンプルななかに「太りにくい体」をつくる秘訣が詰まっています。毎日の生活に取り入れれば、おいしいものをあきらめずにダイエットができそうです。
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谷口美希(たにぐち・みき)さん
管理栄養士。大学で栄養学を学び、卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わり、栄養面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指している。
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