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胃のあたりがムカムカ…「胸焼け・胃酸の逆流」を防ぐには?

2020/03/03 12:00 投稿

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つらい胸焼け。ときどきありますよね。金曜の夜だからと、ピザを1切れよけいに食べてしまった報いとか。

でも、かなり頻繁に(週に2、3回も)あるようなら、「胃食道逆流症(GERD)」かもしれません。

食道の一番下の部分(胃との境)にある筋肉がゆるんで、胃酸が胃からもれ出してしまい、食道を上がってくる症状のこと。その結果、食後に胃からあの苦くて酸っぱいものが上がってくる感じ、「胸焼け」が起きます。

それが繰り返されると食道の組織が傷ついて、潰瘍(かいよう)ができたり、がんにつながりかねないバレット食道という病気になったりします。それでは、慢性的な逆流症にならないようにする方法を見てみましょう。

胸焼けを防ぐために気をつけたい4か条

1.胸焼けを引き起こす食べ物を避ける

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胸焼けにつながりやすい飲食物を制限します。酸性の食品、脂肪の多い食品、辛い食品、それにチョコレート、お酒、炭酸飲料。人によってはほかの飲食物も影響するかもしれません。

「食品に対する感受性には個人差があります」と、トーマス・ジェファーソン大学病院の消化器専門医、オースティン・チャン医師。胃酸逆流におそわれたら、食べた物を書き留めておいて、どれがよくなかったのか調べます。

2.食事の量を少なくする

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胃がいっぱいになり過ぎると、胃酸が食道に押し出されやすくなりますから、食事の量を少なめに。そして、ひとくちごとに間を置いてよく噛み、ゆっくり呑み込んで、胃が消化する時間を取ります。

このような食べ方は減量にも効果的ですし、太っている人が減量するとGERDのリスクが下がるという研究もあるそう。

3.食べてすぐ寝ない

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食後、寝るまでに3時間は待ちましょう。身体を起こしていれば、胃酸が食道に上がってくるのを重力が止めてくれます。

4.休んでリラックスする

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ストレスや不安があると、GERDになりやすい食道にしてしまうホルモンの放出が刺激されます。ですから、自分に合ったリラックス方法でくつろぎ、たっぷり眠りましょう。睡眠が足りないと、症状がひどくなります。

次回の『Prevention』に続きます。

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