多くのランナーたちから支持を集めているランニングタイツ。もともとは冬の寒さ対策をはじめ、パフォーマンスをサポートするなどの機能性に優れたモデルが人気でしたが、最近では美脚に着眼したタイプが数多く登場しています。
タイツによって最低限の機能を担保しつつも、美脚やおしゃれ感を加味したデザインに、ランナーたちはますます手放せない理由のひとつになっています。
とはいえ、価格は1万円台が相場で、ランニング専用として購入するには少し勇気が必要というもの。そこで今回は、ラン好きスタイリストの工藤満美さんに普段使いもできるランニングタイツ3本を厳選していただきました。
脚がキレイに見える工夫が随所に
ルルレモンの「Wunder Under HR Tight*Asia」14,200円 (税込)「これぞ美脚タイツ!」と工藤さんが太鼓判を押すのがルルレモンのタイツ。
ご自身も昨年に購入して以来、その履きやすさとシルエットの美しさ、そして品質の高さが気に入ってヘビロテしているそうです。
スタイリスト工藤満美 :
ルルレモンのタイツは厚みがあるので、脚のラインを拾いすぎないからとても美脚に見えるんです。
しっかりとしたサポート力で、お肉の揺れも感じにくいですね。洗濯を繰り返してもへたらない品質の良さはさすがです。
ルルレモンはヨガウエアで人気のブランドですが、この「ワンダーアンダー」は吸汗発散性に優れ、4WAYストレッチ素材を採用。ヨガはもちろん、ランニングなどほかのエクササイズにも活用できます。
また、履くだけで美脚に見えるため、タイツを軸にしたコーディネートもしやすいとのこと。
工藤満美 :
大きめのパーカーをあわせたり、ロングニットをあわせたり。タイツのシルエットを生かしたスタイリングがおすすめです。
春コーデにぴったり! ピンクの美脚タイツ
ダンスキンの「エニーモーションレギンス」11,550円(税込)ダンスキンのレギンスも、生地にしっかりした厚みがあるため美脚(*)に見えると工藤さん。
工藤満美 :
ウエスト幅が広めなので、ウエストもスッキリ見えます。加えて、お腹に生地が食い込まないので、着心地も抜群ですよ。
肌への当たりを軽減するフラットシーマ縫製を採用しているので、見た目もスッキリしたシルエット。ヒップヨークは小尻効果も期待できるので、さまざまなエクササイズシーンはもちろん、普段使いにも着用できそうです。
工藤満美 :
今年の春は“着丈が長め”がトレンド。ロングシャツなどに合わせて、春らしいピンクをのぞかせたコーディネートがおすすめです。
*工藤さん個人の感想によるものです。
おしゃれ上級者におすすめのフラワープリント
ローナジェーンの「ハイパーブルーム シークレット ポケット タイト」16,280円(税込)最後の一本は、フィットネス・ファッションで最先端を行く「ローナジェーン」のレギンス。
毎回大胆なカラーや柄が豊富で、トレンドに敏感な人から注目を集めているオーストラリア発のブランドです。
工藤満美 :
特におすすめなのが、フラワープリントのパンツです。柄物はライトなカラーだと膨張して見えたり、悪目立ちするので着こなしが難しいものですが、ダークカラーがベースなら華やかなプリントも合わせやすいんです。柄に使われている色をトップスに持ってきてリンクさせれば、おしゃれ上級者ですよ。
運動の時に使えて、普段のコーディネイトにも合わせやすい3本のタイツ、どれにしようか迷ってしまいますよね。まずはベーシックな黒を買うか? コーデのアクセントに使える色柄ものにするか? 春の着こなしをイメージしながら検討してみて。