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離婚・失恋のダメージ、立ち直るには何か月かかるの?

2019/12/24 22:00 投稿

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恋愛の終わりというものは、決して簡単じゃないもの。

元カレが突然に別れを切り出したのか、あなたがケリを付けたのか、はたまた円満な破局だった、いずれにしても。

しかし、ノーザンイリノイ大学のカンセリングおよびカウンセラー教育の責任者、博士のスザンヌ・ディゲスホワイトさんによると、失恋の苦しみは、人が経験する中で最もつらく、ダメージの大きい経験のひとつになりうるそう。そして、何日も、何週間も、あるいは何か月も悲しんでいると、こう思ってしまうかも。「いったい立ち直るのにどれだけかかるの?」

人間関係の専門家はその答えを持ち、アドバイスも可能。乗り越えるのにかかる時間、立ち直りのスピードを上げる方法、そして元カレがいなくても、また自分らしくいられるようになるための方法を学んでみてはいかがでしょう。

乗り越えるのにどれだけ時間がかかりますか?

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ディゲスホワイトさんによると、複数の要因が乗り越えるための時間に影響しているそう。破局の状況、自分自身のエゴ、心の強さ、精神などです。

通常、関係が続いた時間は立ち直りにかかる時間に影響します。「ほとんどの場合、関係が長く、あなたがのめり込んでいればいるほど、別の人に目を向け始めるまで長くかかるものです」(ディゲスホワイトさん)

具体的な期間ですが、『Clinical Psychological Science』誌に掲載されたある研究によると、破局を経験した人が、落ち込みから回復するのにかかる期間は3か月だそう(モンマス大学の心理学教授、ゲーリー・ルワンドウスキ博士のテッドトーク講演『別れで傷ついたままにならない』からの引用)。

もちろん、数字に縛られることはありません。立ち直りにかかる時間はわずか数週間で済むこともあれば、3か月、あるいはもっとかかる場合も。「自分のペースで傷は癒やしていけばいいのです。友達や家族が背中を押すからというだけで外出する必要もありません」(ディゲスホワイトさん)。

「新しい人との外出にときめかず、つらく感じる場合、もしくは、もし今も元カレと一緒だったらという思いが繰り返し襲ってくる場合、まだ早いと考えてもよいでしょう」

前向きになるためには、どうすれば?

まだ回復途上の場合、専門家がすすめるベストな方法はこちらです。

1. 友人に電話する

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別れに苦しんでいる場合は、最近離婚した友人や、大きな失恋を経験した友人に電話してみます。

きっと貴重なアドバイスをしてくれるはず。さらに、彼女らが別離をどう乗り越えたのかを聞くと、気持ちもまた落ち着いて、自分も乗り越えられると想像することができるようになるはず、とディゲスホワイトさん。

2. オンライン、オフラインの関係を断ち切る

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別離後の数日から数週間、元カレのフェイスブックやインスタグラムをさまようのはよくあること(事実、『Sex roles』誌に掲載された2017年の研究によると、80%の人がそうしてしまうようです)。

残念ながら“ストーキング”は立ち直りの役には立ちません、とディゲスホワイトさん。特にそうなりたくなければ、少なくとも当面の間(永久に、という必要はないですが)元カレをブロック、友達解除、フォロー解除、そして番号を消去します。

ランドウスキ氏は、元カレとよく行ったところに行き“ばったり会う”ことがないよう忠告。「そうやって、関係を再燃させようという誘惑をはねのけると、前に進めるはず」。なぜなら別れにはそれなりの理由があった(何かが壊れた)から、です。

3. 忙しく過ごす

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振り返るといいのは、元カレと付き合う前の自由時間に何をしていたかということ。

「アート作品を作る、長いハイキングをする、読書にふける、好きな番組を見漁るなど、以前好きだったアクティビティに戻ると、自分をカップルの片割れとしてではなく個人として見つめ直すことができ、交際以前の生活に戻る助けになるはず」(ランドウスキさん)

「新しい経験は心と生活を満たし、クヨクヨするのを防ぐことができます」(ディゲスホワイトさん)。具体的な方法のひとつはボランティアへの参加。研究によると、ボランティア活動は、精神と体の健康、人生への満足度、自尊心を大幅に高めるそう。例えば、動物好きなら、地元の動物保護施設で働き、犬や猫と触れあえば、とても心が満たされるでしょう。

4. 動いてみる

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たとえヘッドフォンを付けたままの散歩でも、食べては寝るの生活から抜け出せればOK。

『Frontiers in Psychology』誌の最近の論文によると内因性カンナビノイド、脳由来神経栄養因子(BDNF)、セロトニンなどの化学物質が増えると気分はよくなります。

もっとよいのは、近所を毎日散歩したり、ジムやヨガスタジオで新しいクラスに挑戦したり、スポーツチームやランニンググループに参加したりして、新しい人とつながる(そして元カレのために使っていた時間と空間を埋める)ことです。

5. セラピストに会う

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最後に、数週間経っても落ち込んだままで、以前好きだった会合もパスする、もしくは普通だと思う状態に戻れない場合は、ディゲスホワイトさんによると、専門家による対処法を聞いてみたり、第三者としての見解を聞いてみたりした方がよさそうです。

セラピストと話すことで、過去の関係をより客観的に見ることができるように。またつき合いの中で意味のあった点、そうではなかった点に向きあうこともできます。そうしてパートナーに依存しなくても自分の価値を認識できるようになり、新しくつきあうまでの強い土台を作れるはず。その準備ができるときのため。ただし、急ぐ必要はありません。

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