MYLOHASちゃんねる

細眉は「老け見え」の原因に! 眉メイクのポイントをプロ伝授

2019/12/17 23:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
MYLOHAS読者の、ニッチな美容のお悩みを解決する「ビューティ駆け込み寺」連載。今回は「大人の眉」がテーマ。

若い頃、形を整えるために抜いて細くしてしまったという人は多いはず。細眉のままでいいのか、流行にあわせて太くしたほうがいいのか……大人が落ち着ける眉のスタイルってどんなものなのでしょうか。

そんなお悩みを、大人を美しく変身させてくれるヘア&メイクアップアーティストの岡野瑞恵さんにぶつけてみました。

眉が細いと老けて見える

眉の描きかたに悩んでいる大人の女性は多いですよね。「若い頃細くしてしまって毛が生えない」という人や「昔から描き方が変わっていなくてどうしたらいいのかわからない」という人……、時代は太眉ブームが定着している感ありですが、大人たちはどうするのが正解なのでしょうか?

岡野さん :

眉は細すぎると老けて見えるんです。ですからある程度の太さは必要

昔細くしてしまった人は、少し太めを意識してみるといいと思います

ーでは、若い人たちのような流行の太眉を目指すのが正解?

岡野さん :

流行を追う必要はまったくないんです。まして若い人たちのような太眉は、ある程度肌にハリがあってパーンとしているからこそバランスが取れるもの。

若い人はどんなメイクをしてもある程度似合ってしまうものですが、大人は肌もパーツも印象がふわっとやわらかくなっている。

太すぎる眉は目を小さく見せたり、眉だけ目立つアンバランスな顔を生み出してしまいます。流行のことは考えず、程よい太さで、毛並みをしっかりと感じられる眉を目指しましょう

目指すべきは「まろやかな眉」

大人の眉を作るときに注意しなければならないのは「眉山の角度」と「くっきり感」の2点

岡野さん :

昔は角度をつけた眉が主流でしたが、これはきつい印象に仕上がってしまうので、今はなだらかな線を意識するのが正解です。

また、大人の肌はハリが弱くなって、あらゆる線が悪目立ちしやすくなってしまうんです。シワもそうですし、メイクにおいても、アイラインやリップラインをくっきりと引きすぎると浮いてしまいます。眉も同様で、しっかりなじませることが大切

まずふんわりとしたアイブロウパウダーで、おおまかなフォルムを取り、足りないところを補っていく。この方法を使えば、エッジが目立ってしまうこともありません。

岡野さん :

フォルムを取るときは、なんとなくでいいんです。アイシャドウ用の、毛先がラウンド形になった小さな平筆を使うとふんわり描きやすいです。

大人はだいたい、眉山の下部と、眉頭の上部に毛が足りていません。そのあたりを特に意識して、眉山〜眉尻〜眉頭とパウダーを乗せていくと、なだらかで太さもあるまろやかな形に仕上がるはず

フォルムを作ったら、眉尻などの毛の足りないところにペンシルやリキッドで少し描き足しつつ、最後にアイブロウマスカラで全体をなじませます。

岡野さん :

毛の密集しているところは濃くなりますから、そこだけムラっぽく見えてしまう。軽さを出しながら全体をならしてバランスを取るのがアイブロウマスカラです。

赤みのあるブラウンだと、黒となじんでこなれ感が出ます。とにかく顔から浮かないよう、なじませて仕上げるのが大人の眉の奥義です。

なお、左右を対象にする必要はまったくないそう。

0IMG_0225(1) :

形にこだわりすぎると、どうしても「描きました!」って感じの眉になってしまいます。全身が見えるくらいの離れたところから鏡を見て描くのがおすすめ。

左右対象にするより、骨格に沿わせることのほうが大事です。

「眉は顔の額縁」とも話す岡野さん。ほんの少しポイントを抑えるだけでも顔全体の雰囲気が変わりそうですね。

岡野さんおすすめ! アイブロウアイテム

岡野さん :

大人の眉は、複数のアイテムを使ってとにかくぼかしこんでいくことがポイント! なじみやすく垢抜けるアイテム選びが要です

ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト

ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 4,620円(税込)

肌なじみのよいベージュからダークなブラウンまで、5つのカラーを揃えたアイブローパウダーのパレット。ブレンドして、自分の眉にぴったりとフィットする眉を描けます。目もとや鼻筋などの立体感を生み出すのにも重宝。

to/one アイブロウマスカラ

to/one アイブロウマスカラ 03 2,640円(税込)

程よい赤みを含んだブラウンのアイブロウマスカラ。地毛の黒になじんで美しく洗練された眉に仕上げてくれます。黄みの強いアイブロウマスカラは黒から浮いてしまうので、自然に仕上げる場合は黄みが少ないものを選んで。

流行は気にしすぎず、自分の骨格と毛流れを研究しながら、自然な「まろやか眉」を描いてみましょう。輪郭を取りすぎないこと、顔から浮かないようなじませることがポイントです!

>>「ビューティ駆け込み寺」連載をもっと見る

美容のお悩みを解決

皮膚科医に聞く「老け顔」対策。頬がこけるのを防ぐ方法は?

毛穴が開くのはなぜ? 専門家に聞く、スキンケア対策と毛穴ケアコスメ3選

岡野 瑞恵(おかのたまえ)さん
ヘア&メイクアップアーティスト。大手化粧品メーカーでのヘア&メイクを経て、2005年よりフリーとして活動。女優・タレントからの指名も多く、雑誌・広告・TVなど多方面で活躍する。自然な美しさを引き出すメイクテクニックが多くの女性に支持されている。著書に『大人のMake Book』 (ワニブックス)、『大人がきれいに見えるメイク』(光文社)。インスタグラム:TAMALIN727、ツイッター:TAMALIN727

[ルナソル, to/one ]

image via Shutterstock

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

MYLOHASチャンネル

MYLOHASチャンネル

このチャンネルの詳細